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【開港都市・新潟の風景/2023】みなとのマルシェ ピアBandai
魚市場跡の”食市場”
“みなとのマルシェ ピアBandai”(公式サイト、公式Instagram)は、2010年(平成22年)、”万代島にぎわい空間創造事業”の一環として信濃川沿いに位置する万代島地区に作られた、新鮮な食の市場です。
萬代橋の一つとなり、柳都大橋の近くで、観光循環バスの循環コースとなっています。
元々信濃川沿いの一角に置かれていた魚市場が老朽化を理由として移転した後(2007年=平成19年、新潟市中央卸売市場が現在地にて開業します)、現在のピアBandaiが作られることとなりました。
同じ万代島には複合コンベンション施設(会議場、集会場、展示ホール等々)として作られた”朱鷺メッセ”(公式サイト)が置かれていますが、どこか新しい試みとして創出された感のある朱鷺メッセに比べて、ピアBandaiの方は旧来からのカラーを継承した感のある施設です。
参考:新潟市公式サイト “新潟港の歴史“、”万代島にぎわい空間創造事業“
施設に入って圧巻だと感じるのは、”鮮魚センター”一面に置かれた水槽の数で、
地元新潟産の海産物をはじめ、新潟港を経由して仕入れられた各地の名物など、どれもこれも新鮮な海の幸が取り揃えてあります。
施設内には食堂も用意してありますが、美味しいものを食べたい、海のものを食べたいと思ったらここ、という空気に満ちた空間になっています。