JAL機の発着する展望デッキへ
ターミナルと展望デッキ
実に久しぶりに、羽田空港まで。
といっても今回は飛行機の利用そのものが目的ではなく、第一ターミナルの展望デッキを目指しました。
羽田空港の第一~第三ターミナルまでの三つのターミナル(乗り口・降り口)には、それぞれ一つずつの展望デッキがあるのですが、その展望デッキからの飛行機見学が目的です。
ちなみに、第一ターミナルと第二ターミナルの違いは主には利用航空会社の違いで、大手航空会社だと第一ターミナルにはJALの出発ロビー、第二ターミナルにはANAの出発ロビーが作られています。
第三ターミナルは国際線で、展望デッキは本来であれば24時間開放しているようなのですが、現在は新型コロナウイルス感染症対策ということで、閉鎖中となっています(注:2020年7月時点)。
参考
ターミナルビル
まずはターミナルビルへ。空の旅をするにあたっての、玄関口の中の玄関口ですね。
次に、一路展望デッキへ。
駐車場との連絡口からは少し距離があるところに造られているようで、少々歩いた後に、エレベーターを乗り継いで進みます。
どこかポケモンのメルタン(※)のようにも見えるオブジェが出てきたら、展望デッキまでもう少し。
ここからもうワンフロア上がったところ、屋上階に展望デッキが用意されています。
参考
ポケモンずかん “メルタン“(※)
展望デッキからの風景
展望デッキで感じる旅情
展望デッキに出ると、すぐ傍は滑走路です。
ジェットエンジンの音が間近で聞こえ、さらにはジェット燃料の匂いも風に運ばれてきますが、すぐ隣は東京湾なので、ほのかな潮の香りも感じます。
と言うことで、鉄道駅や港、空港ターミナルビル内等々が持つそれとは別種のものではありますが、ここにもやはり旅情に満ちた空気が用意されています。
「旅立つ搭乗者を見送った後のお見送りの場」といったところでしょうか。
ただ単に飛行機を見たい!と言う人の他、来訪者のいろんな想いが錯綜する場でもありそうです。
仮にこの飛行機が札幌・新千歳空港行きの便であれば、現地に到着する頃には完全に日が暮れていることでしょう。
新千歳から先、快速エアポート・地下鉄南北線と乗り継げば、ちょうど夕食時あたりにすすきのに降り立てるかな? なんて想像も働いてしまうところです。
JAL特別塗装機
離着陸するほとんどの飛行機がJALだったので、特別塗装機も結構見ることが出来ました。
まずは日本博バージョン。
“menber of one world”バージョンに、
やや見えにくいですが、これは嵐の5人ですね。
デッキから見ている分には機体一面の塗装がことさら派手に目立ちますが、仮に嵐の塗装目当てで搭乗したとしても、飛行機に乗っている間は塗装が見れないのは残念なところかもしれません。
もっとも、それはなにも嵐に限った話でもないですね。
過去には元ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手やフィギュアスケートの浅田真央選手の特別塗装機が就航したこともありましたが、飛行機の特別塗装を一番楽しめるのは、案外飛行機に乗らない(=空港で見ている)人の方なのかもしれません。
と言うことで、今回は夕方からの時間帯の滞在だったため、
ひとしきり飛行機の発着を楽しむと、すぐそこには日没の時間が迫っていました。
参考