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【横浜山手芸術祭ユースギャラリー2022】サンモール・インターナショナルスクール展示
サンモール・インターナショナルスクール展示(ベーリックホール会場)
山手芸術祭・ユースギャラリー(西洋館公式サイト、公式パンフレット)、元町公園(公式サイト)内にあるベーリックホール(公式サイト)では、サンモール・インターナショナルスクールの生徒の作品が展示されていました。
ちなみにベーリックホールは、歴史的に外国人学校(セント・ジョセフ・インターナショナルスクール)の宿舎だった時代(1956年~2000年)を持つ建物です(かつて、学校名で呼ばれた坂が横浜山手にありました)。だから自然体の発表でもこうなったということなのか、あるいはあえてそれが狙われた結果なのか、元・外国人学校の寄宿舎にぴったりはまりこむように飾られた展示品の数々には、外国人学校的な”何か”を醸す雰囲気が強く感じられました。
今回の会場はベーリックホールの二階です。各部屋に幾つかずつ、遠目に見るとお揃いに見えるシックな額縁に入れられた作品が飾られていました。
どういう角度からとっても外の光を反射してしまっているのが残念だったのですが、結構怖い感じの、でもおしゃれ感とカッコよさを醸している絵です。
隣の部屋でも、部屋の隅の一角や、その壁際、
さらに机の後ろ側で、額縁に入れられた作品が展示されています。
一番奥の部屋にも、
寝室にも、普段のベーリックホールに溶け込むように飾られていました。
一番右奥の、子供部屋っぽい作りになっている部屋でも然りでしたが、
そのすぐ隣では、ベーリックホールの企画展示ではしばしば見かけるぬいぐるみも顔見せです。
一階からの階段横、全ての部屋に通じる通路前に通された廊下では、
たくさんのイラストが一つのアート作品のように壁掛け展示されています。セントジョセフインターナショナルスクール在りし日の寄宿舎時代を思わせるようなというか、文化祭シーズンの高校の廊下や学園祭当日の大学構内を思わせるようなというか、”美術のお祭り”に似つかわしい、おしゃれな雰囲気を醸していました。