自己啓発

【書評/自己啓発】『防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント』

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濱潟好古『防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント』(日本実業出版社、2017年)

マネジメント(組織やチーム、あるいは自分自身の管理・統括等)に興味があったからというよりは、「防衛大で学んだ」という部分に強く惹かれて購入した一冊です。同じ理由から同じ著者の「防衛大式最強の仕事」(あさ出版、2017年)も購入したのですが、共に満足度は高かったです。

強いてマネジメントとの関連を言うのであれば、個別具体的な技術云々より、メンタル部分の支えになる内容が主になっています。

読んでいて単純に面白いか否かを問われれば面白い本なのですが、体験談自体が面白かった、その上で導かれた教訓にしても「それが防大での体験に基づいているから」読んでいて素直に納得できたというのが率直なところです。

「防大でこんな出来事があった」「防大にはこんなしきたりがある」、そのような出来事を通してこんな教訓を得た、その教訓はその後のこんなシーンで支えとなってくれた・・・といった感じで話しが展開されて行くので、ところにより防大生活における「実りの多いシーン」を疑似体験できるような気分になったりもします。

そのせいもあってか、読み進めているだけで何か謎の気力が充填されていくような雰囲気にも満ちています。

サブタイトルに「マネジメント」(別著では「仕事」)とあるので、そのサブタイトルを満足させるような仕掛けはもちろん作中に施されているのですが、それ以上に、個人的には読んでいて元気が出てくるような本だったという印象が強く残りました。

マネジメント云々に興味がある人というよりは、どちらかというと防大志望者や、防大に興味があるという人にお勧めな本かもしれません。

そういう人が読んだときに、より満足度が高くなって、かつ多くを学べる構成にはなっているでしょう。全編を通じて正論が貫かれているので、ことに臨むにあたっての基本的な「正しい姿勢」が身についていくことなんかも期待できるかもしれません。