自己啓発

【書評/自己啓発】「手帳」や「メモ」の能動的利用法 実践編

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【書評/実務知識】「手帳」や「メモ」の能動的利用法 実践編

仕事の教科書編集部『手帳&ノート活用術』(学研、2015年)

この本のお勧めポイントは、手帳やメモの使用法について、豊富なアイデア集=実例集が掲載されている点です。

こと手帳術を語っている本がまず絶対と言っていいほど勧めているのが「些細なことであっても、とにかくメモを取って記録に残すこと」です。

ただし「手帳のまとめ方そのもの」については特に教科書的な正解があるわけではなく、極論すれば著者の数だけの「メモ術マニュアル」があったりします。

そんなところからなのか、手帳の書き方やノートの取り方って、一度「自分流」が定着してしまうと中々見直しの機会ってないものです。

だから「取り方」「書き方」自体を考えるといったって、そもそもどう考えたらいいのやらとなってしまうことも少なくないだろうと思うんです。

そんな中、「人のノート、手帳を参考にする」というやり方は、とても効果的だったりすることがあります。紹介された数だけの刺激があったり、「なるほどそういうやり方もあるのか」という「目からうろこ」だったりですね。

改善に対して即効性がある場合ばかりではないでしょうが、「そういうやり方もある」ということを知っておくことによって、それが後日別のアイデアのもとになる、なんて場合もあるかもしれません。

より多くを見ることがよりスキルを上げることにつながるんじゃないか、だから色々なノートをまずは参考にしてみたい、なんていう需要に応えてくれている一冊です。

 

さとうめぐみ『幸運を呼び込む「二度書き」手帳術』(東邦出版、2010年)

タイトルで言われている二度書きとは、一度手帳に書いた「見出し」程度の予定を、実際の行動として再び細かく書き出すことだと定義されています。

手帳を毎日の生活の中心において、自分の全てを詰めたコントロールタワー的に使っていくことを推奨しているのですが、この点において「手帳=単なるスケジュール確認帳」の域をはるかに超えて有益なものとなっていくことが期待できます。

個人的にこの本に対して「これだ!」と思わされたポイントは、黒を含めた「5色ペン」の使い方をきちんと定義してあった点です。

この部分が自分の中に習慣化されたことで、手帳のみならず通常のノート書きについても、おかげさまで随分すっきりしたものになりました。

同じ著者の『幸せな人がこっそりやっている手帳の書き方』というタイトルの本は、2016年に出版された本で、『二度書き』とほぼ同じ内容です。

ただし、内容・構成とも「二度書き」と比べると要点が端的にまとめられている部分も増えて、読みやすくなっています。