極楽寺駅と極楽洞、周辺の名刹
極楽寺駅前
史跡や”映え”スポットの中に位置する江ノ電・極楽寺駅は、同じ鎌倉市内にあるJRの北鎌倉駅や鎌倉駅、江ノ電の鎌倉高校前駅と共に、”関東の駅百選”に認定されています。
駅の徒歩圏内には駅名に付された”極楽寺”や、鎌倉をテーマとした旅番組等にしばしば登場する”成就院”、さらには明月院を作った室町幕府の第15代関東管領・上杉憲方の墓(だと伝えられている墓)などもあります。
参考
- 江ノ電公式サイト “極楽寺駅“
- 国土交通省関東運輸局 “関東の駅百選・神奈川県“
- 鎌倉観光公式ガイド “極楽寺“、”成就院“
- 成就院公式サイト
- 【鎌倉三十三観音】極楽寺
- 【鎌倉三十三観音】成就院
- 【鎌倉街歩き】伝上杉憲方墓
- 【鎌倉三十三観音】北鎌倉のアジサイ寺、明月院
桜橋/極楽洞
簡易年表
1902(明治35)年 | 藤沢ー江の島間に江ノ電開通 |
1907(明治40)年 | 極楽洞竣工 |
1910(明治43)年 | 藤沢駅ー小町駅(江ノ電鎌倉駅の旧称)間が開通し、江ノ電全線開通 |
1915(大正4)年 | 小町駅が”鎌倉駅”に名称変更 |
二つの銘板
駅を出てすぐ(駅舎を背にして左方向)の上り坂道を歩いていくと、上り坂の頂上付近(桜橋傍)に鉄製の銘板が二つ、並べて設置されていますが、
“トンネル竣工が江ノ電全線開通に繋がった”という極楽洞についてのものと、さらには江ノ電自体の開通を記念したものです。
極楽洞は”鎌倉市景観重要建築物等”に、江ノ電は”土木学会選奨土木遺産”に、それぞれ指定されています。
江ノ電自体を評した”土木学会選奨土木遺産”については、現在、桜橋・極楽洞傍を含めて沿線の四か所に銘板が置かれています。
参考
- 土木学会選奨土木遺産委員会 “江ノ島電鉄“
- 江ノ電公式サイト “土木遺産認定 銘板の設置について“
- 景観重要建築物等(鎌倉市公式サイト) “極楽洞“
- 【横浜山手の坂道】桜道(道沿いに、土木学会選奨土木遺産の桜道橋あり)
桜橋
駅傍にある坂を上った上にある赤い橋が桜橋です。橋に向かって左が極楽寺駅方面、右が極楽洞方面です。
橋上からは、極楽寺駅を出発した電車が、
極楽洞に入る様子や(鎌倉駅方面を目指す電車の次の停車駅は、大仏やアジサイ寺のある長谷駅です)、
反対に極楽洞から出て来た電車が、
桜橋、さらには極楽寺駅へ向かい、
到着する様子を望むことが出来ます。