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【国内小旅行/ドライブto新潟】バス・新幹線・普通列車旅との比較

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【国内小旅行/ドライブto新潟】バス・新幹線・普通列車旅との比較

草津・湯沢経由で新潟までという旅行を漠然と思いついた時、やや悩ましかったのが交通手段の選択です。

長距離バスにするか、新幹線にするか、それとも特急以外の電車を使ってゆっくり行くか、あるいは自分の車で最終目的地を目指すか、元プランとしては4通りが浮かびました。

最終的には選択したのはドライブ旅を選択したのですが、以下、それぞれの移動手段のメリット・デメリットや、旅行に先立った準備について、悩みどころとなったポイントをまとめました。

 

高速バス旅のメリット・デメリット

隣県まで、あるいは1県またぐ程度の移動区間を走る高速バスであれば、たとえば東京駅の八重洲口からでも日中の定期便がそれなりの本数出ています。

南関東から東海・北関東・東北南部等へ向かう中距離高速バス、あるいは地方跨ぎ以上の距離を走る長距離高速バスにしても同様で、同じ八重洲口からでも出ていないことはありません。

八重洲口から出ている大抵の高速バスであれば、八重洲口以外にも池袋や渋谷から、神奈川県内であれば例えば横浜駅東口からも、ほぼ同じ目的地行きのバスが出ているので、割と豊富な選択肢が用意されています。

ただしこと長距離バスの場合、やはり主力は夜行便です。

バス会社からすれば深夜の方が道路状況も圧倒的に良く、ダイヤも計算しやすいでしょうし、乗客としても寝ている間に目的地に着いてくれたら気分良く一日を始められます。

そういった双方にとっての利害の一致あってのことでしょう。

もちろん乗客からすれば、最低限降車場の近くに早朝から時間をつぶせるスポットがあってこその話ではありますが、そうであれば一日を丸々有効利用できますからね。

この点は、夜行の高速バスを使う場合の最大のメリットになりうる点です。

他、気になるポイントとしては、夜行の長距離バスでは「移動」をどれだけ実感できるのかという点でしょうか。

一つには旅情を感じられるかどうかという点、もう一つは体に蓄積される疲れがどの程度のものなのか、この辺りが気になるところです。

まず最初の点、長距離バス旅の持つ旅情について。

残念ながら深夜便の場合、原則カーテンを締めて、電気を消しての走行になるので、昼であれば好きなだけ楽しめる車窓からの眺めはほぼ期待できません。

一杯やりながら、流れる夜景を見ながら旅情を感じたい・・・そんな寝台特急旅のような時間を楽しめる深夜バスって、なくはないですがかなり限られてきます。

手元や足元を照らす光はあったところで、ともするとスマホの明かりにも神経を使う必要が出てくるので、どうしても出来ることは限られて来るのが原則です。

そんなこんなで通常の深夜便の場合、翌日以降を考えても、やはりなるべく早く休むことが一番だといえるでしょう。

道中取られるトイレ休憩など、SA停車中に外に降り立つ時間が唯一の”旅情タイム”みたいな感じですね。

下写真は中継地に停車中の深夜バス車内から。運転中、運転席側との間はカーテンで仕切られています。

ただし、そういう原則に対して、特急電車で言うところのグリーン車、あるいはかつての「ブルートレイン」を思わせるような「例外」夜行バスが存在します。

ウィラーリボーンドリームスリーパーといった高速バスがその代表格ですが、特にドリームスリーパーの場合、乗車記を見る限りかつての北斗星のロイヤルA寝台を思わせるような居室で、夜間の作業し放題、夜景も見放題のようです。

移動中に車内で過ごす時間の自由度の高さ、乗り心地そのもの、諸々合わせて考えると、現在考え得る深夜高速バスの最終形態みたいなバスですね。

唯一残念な点は、双方共に展開されている路線が限られているところです。

参考までに、下写真は北斗星ロイヤルA寝台(個室)。「今は無き」ですが、寝台特急版”ドリームスリーパー”です。

最後になってしまいましたが、一番肝心な部分として、体に蓄積される疲労について。

なんだかんだ普通の深夜バスの旅って、やっぱり結構疲れるんですよね。

一部の例外バスを除くと、原則として寝台車ではなく普通の観光バスの座席に座ったまま寝ることになるので(もちろんリクライニングは可能)、ベッドで休む時のような快眠はまず期待できません。早朝現地スタートのプランを組むにしても、組めるには組めますが、その際にも最低限の体調把握・管理は必要となってきます。一晩寝たあとのスタートで、身支度を整える場所も欲しいといえばほしいところですよね。

 

新幹線旅のメリット・デメリット

高速バスとは対照的な特長を持ち、乗車運賃的にも移動時間的にも、開通以来のライバルが航空会社であるという新幹線

北海道・東北・北陸・東海道・山陽・九州、ほぼ日本列島全域を走っていますが、最大の利点がどこにあるかといえば、超短時間で目的地への移動ができる点です。

同時に、ただ早いだけではなくて安全性も高く乗り心地も抜群、その分道中はゆったり落ち着いた気分での旅が期待できるところで、自分の常日頃の状態をそのまま目的地に持っていきたい場合なんかにはもってこいの移動手段です。

ただし、旅程の中で「目的地に至る道中の風景」を拾い集めていきたい場合、逆にその利便性がネックになります。

道中をあっという間にすっ飛ばしてしまうため、仕事での移動であれば悩みどころではなかったとしても、ある程度時間をかけて旅そのものを楽しみたい場合には不向きであるといえます。

この特性は、移動に飛行機を使う場合にもそのまま当てはまる部分ですが、楽しみたい目的地がピンポイントの場合には最強のパフォーマンスを発揮してくれることになる反面、目的地に直で飛び込むことを特に求めていない場合には、本来の魅力が物足りなさにかわってしまう可能性を含んでいます。

 

普通列車旅のメリット・デメリット

1週間程度の時間の中でゆったり旅を進めていく場合、普通列車乗車をメインとする長旅が、恐らく一番旅程を楽しめる交通手段になるのではないでしょうか。

それぞれの地域に密着した交通手段を利用することによって、旅先の人々の日常の一側面にそのまま触れることができるからですね。

春季・夏季・冬季限定で発売される「青春18きっぷ」が売りにしているところがまさにここで、料金的にも、5日間で交通費約1万円はかなりお得な設定です。

ただし、やはり「普通列車をメインの移動手段とする旅」を心行くまで楽しむためには、それなりの時間が必要になります。

一つには移動時間自体の長さの問題、ついで接続時間の問題からですね。

普通列車移動の連続となるとやはり疲れは蓄積されますし、「名物ローカル線」以外の乗り継ぎが続くとある程度飽きも来ます。

そもそもローカル線がローカル線である所以は接続の悪さにもあったりもするので、それぞれの乗り継ぎを簡単には合わせようがありません。

ある程度綿密な計画と、1週間程度の時間がどうしても必要になります。

 

ドライブ旅の注意点

そんなこんなで今回の旅行で最初に候補から消えたのが新幹線、次いで深夜バス。

最後まで悩んだのが「普通列車の旅」だったのですが、最終的には消去法から、長距離ドライブ旅を選択しました。

長距離ドライブの魅力としては、やはり元々規定されたダイヤに左右されない自由度がある点、公共交通機関を利用する場合に比べてルートの選択肢が広がる点ですね。

発着時刻も昼夜を問わずで、よりドアtoドアに近い旅も実現しますし、やはり便利といえば便利です。

 

ルートチェック・給油

一般的な注意点としては、定期的な給油を心がけることと、あとは走り慣れていない道で無理をしないことですか。

当然のこととして通常ドライブに比べたらはるかに神経を使いますし、その分疲れもたまりやすくなります。車が疲れるならドライバーも疲れる、同乗者も疲れないわけじゃない、ってことですね。

移動手段が車である分ルート選択に幅があることから、結論としてドアtoドアに近い旅を実現しやすいことも確かなのですが、それはあくまで車で走れる道があった上で、車を停める場所もあることが前提です。

行きずりっぽい旅にもドライブ旅一流の魅力はありますが、やはり道中・目的地について最低限の知識を持った上でスタートすることが理想ではあります。

特にその日の最終目的地までに距離がある場合は、「なんとなく道沿いにあるファミレスでいいだろう」ではなく、きちんと途中休憩地点を決めてからのスタートが無難です。

便利な車移動中の「面倒な制約」の大半は、ドライバーや同乗者ではなく車自体にかかることから、長いドライブの前には、タイヤの空気圧やエンジンオイルの状態などをガソリンスタンドなどで簡単にチェックしてもらうと、より安心。

ガスの残りにも注意しながら、安全運転を心がけて進みたいところです。

 

スマホナビの落とし穴:通信料の制約

スマホのナビをメインのカーナビ(プラス徒歩の道案内)として使う場合、当然のこととして移動距離が長ければ長いほど、通信量は上がります。特に普段スマホであまりネットをやらない場合など、この点も要注意ポイントの一つになるところです。

スマホでネットを利用する場合、一定の通信量(プランにより異なる)を超えると通信速度に制限がかかります。要は使いすぎるとサクサク進まなくなる状態になってしまうことがあるという話しですが、そうなると、カーナビ(=道案内)としては機能しなくなる可能性が出てきます。

あくまで体感的な目安ですが、日中延々ドライブを続けた場合、ナビとしてスマホを使い続けると大体1GB前後程度食ってしまうという計算になります。

三社(au/docomo/softbank)共に7GBに制限のラインがあることから、普段スマホでほとんどネットをやらなかったとしても、「一日ドライブ」でのスマホナビ利用は、月当たり7回未満が一つの(かなりざっくりした)目安となります。

スマホナビをカーナビとして使い続けるつもりであれば、ここは要注意点ですね。

「制限」は追加料金の支払いで解除することができますが、詳しくは契約プランと自身の通信量を確認してみましょう!

 

最小限の準備と「スマホ周り」の準備

オートキャンプなどのアウトドア目的でない場合、肝心な点は、「何を持っていくか」より、「どんな状態で」、「どこを走るか」にあります。今日日、足りないもの(特に食料や飲料)は現地や道中のコンビニ等でいくらでも補充ができるので、特にこれといったこだわりがないのであれば、持参品はミニマムがベストです。

旅行に出た以上なるべく軽装で移動したいですし、お土産や現地での思い出の品など、どうしても帰りの荷物が増えてしまいがちになります。その分、スタート時点での荷物は削れるだけ削ってしまおう、ということですね。

あれもこれもと考えてしまうと、きりがなくなります。通常の旅行で最低限必要なもの≒ドライブ旅行で最低限必要なものですが、準備のうちで「マスト」に近いのは、やはりスマホ周りを整えておくことです。

あった方がいいものの筆頭はやはり充電器です。車載充電器と、携帯充電器、二つあればより安心ですね。あって困るものでもないですし、持っておくと日ごろの便利さも増すので、もし無いのであれば旅行を機に整えておくのもありです。

ちなみに「車載」の方は道中の購入でもなんとかなりますが、携帯型充電器の方は、前もって用意した上でフル充電しておかないと意味がありません(それはそうですね笑)。

 

お得な割引チェック

他、ワンポイント「便利なもの」として、JAFの会員になっている場合には、JAFの会員証が挙げられます。今はスマホのアプリで会員証を持つこともできるので、会員になっている場合、ぜひアプリをDLしておきましょう。

観光地の観光スポットなどでは会員優待割引が利く施設、かなりあります。この充実ぶりを見る限り、JAF的には「なんのためのJAFか」といいたいところでもあるのかもしれませんね。