仙石原のススキ遊歩道
秋の箱根へ
“ススキ草原”まで
毎年秋になると箱根に旅したくなる日が増えてくる、というのがこのところの通例なのですが、”平成最後”と騒がれた夏も終わって久しい今日この頃。
今年も同様に紅葉の季節を前にして、仙石原のススキ草原までススキ見物に行ってきました。
辺り一面に広がっているススキ草原は、季節になると車窓からでも十分楽しむことが出来ますが、特に坂道の遊歩道が作られているエリアについては、仙石原の定番エリアの一つとなっています。
車であればススキ草原入り口付近にある有料駐車場を、バスであれば箱根登山バス・桃源台線で仙石高原バス停を、それぞれ目指します。
バスの乗車時間は箱根湯本からで約30分、有料駐車場からもバス停からも徒歩圏内です。
参考
- 箱根ナビ “ススキの見ごろ情報“
- NAVITIME “桃源台線[箱根登山バス]のバス時刻表 バス停一覧“
- 仙石高原バス停
スタート地点にて
ススキ草原の中を歩く遊歩道は県道75号線沿いに入口がありますが、ここから、はるか遠くに見えている”消失点”(=遊歩道のゴール)にかけて遊歩道が通されています。
遊歩道からの風景
箱根の秋とススキ
道中ところどころには、ススキに囲まれて記念撮影できるスポットも用意されていますが、記念撮影スポットはまた、ススキの中から遊歩道を望める場所でもあります。
遊歩道からは、ススキの向こうに箱根の山々を望むことも出来ますが、
ほぼ360度が見どころとなりながら、ススキの中に通された緩やかな坂道を進みます。
“ススキ畑”がどこまでも続いていくように見える雄大な感じも、ススキ草原ならでは。
ススキ草原の奥にある杉林は、生い茂った背の高い杉の木が昼間でも薄暗い木陰を作っています。木々の隙間を伺えるようでいてそうでもないという光量の効果もあって、どこか山林全体をおどろおどろしくも感じますが、
つきあたりまでもう少しの地点から遊歩道を振り返ると、そこにはただのどかなススキの中の遊歩道があります。
ススキの道の延長線上に伸びているのは、ススキ草原のど真ん中を突っ切っているという、県道75号線です。
遊歩道のゴール
簡易ハイキング的な爽快感を味わった後で登り切った行きあたり付近は、
通行者の休憩スポットとなっていました。
県道75号線は箱根登山バスのルートにもなっているので、シーズン中はバス利用をすることによっても”ススキ遊歩道歩き”をすることも可能です。
毎度の箱根詣ででは少なくとも2~3か所見て回るのが恒例なのですが、”ついで寄り”も十分可能だという箱根の定番エリア(=ススキの季節の仙石原)詣での他、この日は大涌谷詣での後でススキ草原へ、さらにということでガラスの森美術館へ立ち寄ることにしました。
参考