八幡宮と大イチョウ
大イチョウから”親子”イチョウへ
今(2021年)から17年前、2004年1月の鶴岡八幡宮(公式サイト)には、境内、大石段(だいせきだん)横に大イチョウがありました。
樹齢は1000年を超え、鎌倉幕府2代将軍・源頼家の実子である公暁が、自身の叔父である三代将軍・源実朝を暗殺する際に身を隠したとの言い伝えも残るという、鎌倉の歴史と共にあった大木ですね。
この6年後、2010年の3月10日に、大イチョウは春の強風にあおられる形で倒れてしまいます。
現在はほぼ同じ位置に、かつての大イチョウの幹を移植した親銀杏、大イチョウの根からひこばえした子銀杏が植えられています。
どんど焼きの日
ちなみにこの日は1月15日。お正月の門松やしめ縄など縁起物を集めて焼く、”どんど焼き(=左義長、さぎちょう)”と呼ばれる伝統行事が行われていました。
残念ながら、現地についたのは行事が終わった後だったのですが、いつもとは違った雰囲気が残っていました。