観光立国推進の追い風となりそうな朗報
新潟県は佐渡市・佐渡島にある佐渡金山が、世界遺産に登録される運びとなりました。
一般的には世界遺産登録後に多くの来客が見込めるようになるという傾向もある中、明らかに右肩上がりの来客増があったというスポットもある、つまり単純に考えて認定による宣伝効果が期待できる場合が多いという”副作用”は、観光地としてはなんともありがたいところではないでしょうか。
国際機関の認証がもらえた、すなわち箔が付いたとすることが出来る部分については、今後“世界遺産”としての基準に見合うだけのメンテナンスが求められることになりますが、世界遺産認定によって無条件でユネスコからの予算が出るというわけでは全く無いという部分については、シビアといえばややシビアな部分かもしれません。
とはいえ、国の方向性的に観光に力を入れる、特にインバウンドにも期待しているということであれば、諸々含めた上での”朗報”だと捉えることは十分に出来るところになってくるでしょう。
参考
- NHKニュース “「佐渡島の金山」世界文化遺産に登録決定 ユネスコ世界遺産委“、
- UX新潟ニュース “【佐渡島の金山】世界遺産登録の行方決定へ 最終審議が27日午後に実施予定【新潟】スーパーJにいがた7月26日OA“
- 新潟ニュースNST ““佐渡島の金山”世界遺産へ…反発していた韓国が登録に“同意” 地元や新潟市で期待最高潮に!“
- 新潟県世界遺産登録推進室 “7/27「佐渡島の金山」世界遺産委員会 パブリックビューイング“
- 文化庁公式サイト “日本の世界遺産一覧“
- ユネスコ公式サイト “世界遺産基金“
- “世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約“
- 総務省 “我が国の世界文化遺産の保存・管理等の現状“
- 文化庁 “世界遺産に関する基礎データ集“