足利氏の由緒と鎌倉
about 長寿寺
ロケーション
概要
建長寺(公式サイト)の塔頭寺院である長寿寺(鎌倉観光公式サイト “長寿寺“)は、1336年、室町幕府を興した足利尊氏の実子である、初代鎌倉公方・足利基氏によって、足利尊氏の旧邸宅跡に創建されました。
北鎌倉駅下車後、ほどなくしてそこかしこに「北条氏」の跡が見えてくる北鎌倉界隈では珍しく、足利氏に由緒があるお寺です。
長寿寺と建長寺 -鎌倉街道沿いの風景-
建長寺の入り口や、さらに進んで鶴岡八幡宮の入口も面しているという、県道21号線(鎌倉街道)沿いに山門への入り口があり、
すぐ横には鎌倉七切通し(古来よりある7つの道)の一つにあたる亀ヶ谷坂の切通へとつながる坂道があるなど、”かつて”と”今現在”が交錯する環境下にあります。
長寿寺・境内へ
拝観は期間限定
長寿寺は通年公開ではなく、毎年春(4月~6月)と秋(10月第一週~12月第一週)の期間限定、かつ雨天中止という条件下で公開されています。
拝観料は300円です(鎌倉市観光協会公式サイト “長寿寺特別拝観“より)。
長寿寺へ
紅葉に囲まれた山門の奥に本堂が見えていますが、
本堂と、そのとなりにある小方丈は、共に参拝・見学ルートに含まれています。
小方丈と枯山水
境内の中心部にあるのは書院造の小方丈、および枯山水の庭園ですが、
バス通りである鎌倉街道からほど近いというロケーションを想像するのがちょっと難しい雰囲気の中、
“かつての鎌倉”を思わせるような世界が広がっています。
純和風の空間に隣接するのは、鎌倉の晩秋です。
観音堂と、盛期の紅葉
小方丈の横にあるのは観音堂です。
周辺の紅葉は、
今が盛期です。
足利尊氏の墓
観音堂の裏手には、
足利尊氏の遺髪が埋葬されています。