旧新潟税関庁舎とかつての開港場
荷揚げ場
1869年(明治2年)に新潟運上所として竣工し、やがて1873年(明治6年)に新潟税関と名を変えた旧・新潟税関庁舎のすぐ傍(信濃川側)では、かつて船から貨物を揚げるための作業場や石段等が築かれていました。
保税倉庫(後述)の向かって右手に位置しています。
2005(平成17)年以降、旧税関庁舎前では、発掘調査によって明らかになった当時の信濃川の川岸の様子が再現されています。
石倉(保税倉庫)
再現された旧荷揚げ場等の傍、信濃川を背にして右手では、
かつて通関手続き(参考:税関の仕事)待ちの貨物を保存するための倉庫=保税倉庫として使われていた石倉が復元されています。
新潟運上所・新潟税関の保税倉庫としての初代・石倉は昭和38年まで存続し、現存する石倉は昭和57年に新築・復元されました。
石倉のすぐ横を流れるのは”かつての信濃川”、奥に見えるのは二代目の新潟市役所庁舎のデザインを参考にして作られた建物を持つ、新潟市歴史博物館みなとぴあ(公式サイト)です。