大倉山ジャンプ競技場
ジャンプ競技場とミュージアム

大倉山ジャンプ競技場(公式サイト)は、
札幌オリンピックミュージアムの隣に作られている、スキージャンプの競技場です。
ちなみにオリンピックミュージアムは、2016年までウインタースポーツミュージアムと呼ばれていました。

単に隣に作られているだけだというよりは、同じ施設の中にミュージアムがあり、

ジャンプ競技場があり、という形の複合施設ですね。
ジャンプ競技場へ

近くから見ると、ジャンプ競技のスタート地点には結構な高さがあることがわかるのですが、

リフト(有料)を使って付近まで登ると、より一層そのことが体感出来ます。
リフトは、中学生以上1000円、小学生以下500円(いずれも往復料金)で、ミュージアム入館料とのセット割引が用意されています。
営業時間は、
- 冬季(11月1日~4月25日)が9:00~17:00
- 夏季(4月26日~10月31日)が8:30~18:00
このほか、夏季の一部期間(7月1日~9月30日)では18:00~20:30の夜間営業が行われます(以上、参考:公式サイト”営業時間・料金“)。

まずは、ジャンプ台のすぐ隣に位置する、リフトの乗り場まで。

リフトに乗って、ジャンプ台のスタート地点へ。

途中には、選手の出した記録や、

K点のラインなど、めぼしいところに印がつけてあります。
ちなみにK点とは“Konstruktion Punkt”(ドイツ語で”建築基準点”を意味する単語の頭文字をとっています)を意味する印で、元々は“このジャンプ台では、設計上ここまでの距離を飛ぶことが出来ます”という目印としてつけられた点です。
かつては”これ以上飛ぶと危険である”という点だと認識されていたところ、現在ではK点を基準として加点、減点が定められています。

やがて五輪のマークが近づいてきて、

展望台に到着です。
ジャンプのスタート地点も、このエリアに作られています。
展望台からの眺め
札幌の街並み

大倉山の展望台からは、山の向こうに札幌の街を一望できます。

斜め右方向には、大倉山のすぐ傍にある円山公園内の円山球場も見えています。
ジャンプ競技

展望台はまた、ジャンプの競技場であり練習場でもあるということで、選手が練習していたりもするのですが、

練習の様子は、見ているだけでも手に汗握ります。高さもスピードも、ある程度リアルに実感できますからね。

選手にとっては飛んでしまえば一瞬なのかもしれませんが、その様子を生で見た時の迫力は中々のものでした。

