00年代の札幌
北海道庁旧本庁舎(道庁赤レンガ庁舎。JR札幌駅、北大植物園傍)

北海道庁旧本庁舎=道庁赤レンガ庁舎は、1888(明治21)年に竣工したかつての本庁舎です。すぐ隣(写真裏手)に位置する新庁舎が完成するまで、約80年に渡って”道政の中心”の役割を務めてきました。
現在は”道政の中心地”ではなく“札幌観光の目玉スポット”としての役割を果たしていて、前庭では四季を通じて数々のイベントが催されています。
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北海道大学構内(JR札幌駅、道庁赤レンガ庁舎傍)

北海道大学は、1876年(明治9年)に設立された札幌農学校をルーツとする、国立大学法人・北海道大学が運営する国立大学です。
JR・地下鉄札幌駅のすぐ北側に位置していますが、観光客目線で見た場合、その魅力の一つに”広大なキャンパス”があります。
夜の時計台(冬の風景。札幌市役所、大通公園傍)

00年代に撮影した時計台です。
さっぽろテレビ塔(大通公園内、札幌市時計台傍)

さっぽろテレビ塔(公式サイト)は、大通公園の西端に位置する鉄塔(電波塔)です。
1956年(昭和31年)、NHKがテレビ放送のための電波を送信する塔として始まりました。
札幌市円山球場(円山公園内、丸山動物園隣)

札幌市円山球場(札幌市公式サイト)は、1935年(昭和10年)に開場した、札幌市中心部からもほど近いところにある丸山公園(公式サイト)内に作られた野球場です。
札幌ドームが出来るまでは、初夏の巨人戦が地域の風物詩となるなど、プロ野球の公式戦にもなじみが深い球場として親しまれてきました。
大倉山ジャンプ競技場(札幌オリンピックミュージアム傍)

大倉山ジャンプ競技場(公式サイト)は、札幌オリンピックミュージアムの隣に作られている、スキージャンプの競技場です。
ちなみにオリンピックミュージアムは、2016年までウインタースポーツミュージアムと呼ばれていました。
藻岩山・山頂展望台(ロープウェイ、ケーブルカーにて)

藻岩山・山頂展望台は、札幌市のほぼ中央、かつ札幌市中心部の南側に位置している藻岩山の山頂に作られた展望台です。
平野部(石狩平野)となっている北側・東側の風景を一望することが出来ます。
羊ヶ丘展望台(札幌ドーム傍、札幌市豊平区)

さっぽろ羊ヶ丘展望台は、高台から市街地の風景を一望出来、尚且つ羊を間近に見ることも出来るという観光スポットです。
1972(昭和47)年に札幌で冬季五輪が開催された際、選手村でオーストリアの選手の施設として利用された建物が移築・復元されている他、ジンギスカンが楽しめるレストハウスや教会、雪まつりの資料館などが用意されていますが、どこかステレオタイプな北海道イメージ、より具体的には「こういうところに時計台があってほしかった」というようなイメージと共にあるロケーションも、スポットを引き立てる大きな魅力となっています。
野外博物館 北海道開拓の村(新札幌駅最寄り、野幌森林公園隣)

“野外博物館 北海道開拓の村”(公式サイト)は、札幌市の東端で江別市との市境付近に位置する、開拓時代(明治~昭和初期)の北海道が再現された”野外博物館”です。
施設内は、主に道内各地から移築・復元された建物で構成されていて、すぐ隣には豊かな自然が残されている道立の野幌森林公園(北海道公式サイト “道立自然公園野幌森林公園“)や、同じく道立の総合博物館である北海道博物館(公式サイト)が位置しています。
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寝台特急北斗星(札幌発上野着、A寝台個室ロイヤル)

ブルートレインの終焉と共に国内の寝台特急の歴史は幕を閉じてしまったのかというとそうではなく、今度は寝台列車の旅そのものを楽しむ(=高級化やイベント列車化)という機軸の下で、かつてのものから実用的な側面が切り落とされた、新しいタイプの寝台列車が登場します。
個室寝台をメインとして、車体にも青以外の目を引く色を採用する、食堂車でのディナーを予約制にする、基点となる駅を首都圏以外(札幌が起点となって、上野・大阪との間を結ぶ形)にするなど、従来型を継承しながらも新しいタイプの寝台特急として運行されることになった“北斗星”と“トワイライトエクスプレス”、さらには“カシオペア”ですね。
いわゆる“ブルートレイン”を基準とするのであれば最終世代、現在の寝台列車を基準とするのであればルーツにあたるという、新旧の境目に位置する寝台特急が“北斗星”です。
今となっては最終運行のニュースがかれこれ10年近く前の話しとなってしまいましたが、その最終運行の約10年ほど前、最初にして最後の”ブルートレイン・北斗星”乗車機会に恵まれました。

