【鎌倉街歩き】休日の江の島歩き(国道134号線ドライブ。江ノ電と並走)

南関東/静岡・山梨
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ほんのちょっとだけ懐かしい、江ノ島ドライブ

横浜中心部から鎌倉街道、国道134号線経由で江ノ島へ。

今から4年前、2017年の夏の終わりの風景です。

国道134号線と江ノ電

海沿いを走る国道134号線は、早くも結構カツカツ気味の渋滞が始まる時間帯でした。

サイドミラーにもその様子が微妙に写りこんでいますが、休日昼間のものとしては、割といつも通りの風景ですね。

海に出てほぼすぐ、ざっくり由比ヶ浜界隈から江ノ島のあたりまで。

丸ごと全部ではなかったとしても、断続的に徐行・一時停止・徐行の繰り返しとなる、毎度の休日といった感じですか。

とはいえ、砂浜のすぐ横に通された国道で海も間近に見えることから、少なくとも個人的にはこの区間での不快感はあまり感じません。

他所での同程度の渋滞に比べると、ストレスも少なめで済みます。

この時も「まぁぼちぼち流れてるね」という気分の中、一路江の島を目指しました。

参考

お昼ご飯は海鮮丼

江の島着後。

江の島の南端にある駐車場に車を入れた後は、江の島大橋方向に戻る形で進み、昼食の時間としました。

この日は朝から雲一つないような快晴で、“潮の風の中で丸一日陽の光を浴びること”的な自然との触れ合い自体も大きな目的だったのですが、そうなれば当然、「美味しい海のものを食べたい!」も出てきます。

ハマグリ、サザエ、カキ、ホタテ等々

ぱっと見ただけでも食欲をそそられますが、だからと言って思うまま気の向くままに欲しい分だけピックアップしていたら、お財布事情的に中々とんでもないことになってしまいそうです。

と言うことで、ここはおつまみや一品系よりしっかり食べることを優先し、生シラスとネギトロのようなものが乗った海鮮丼をいただきました。

後から思ったこととして、それでも一皿ふた皿くらいは貝があってもよかったですね。

江の島弁財天・仲見世通り

仲見世通り

軽めの昼食後、そのまま江の島弁財天の仲見世通りへ向かいました。

昨今の世情的にはマスクゼロの人混み自体をどこか懐かしく感じてしまうという、江島神社の大鳥居に続く道です。

たこせんべい

続いて食べたのは、江ノ島名物・たこせんべい(公式サイト)。

時間的に、この後ほどなくというタイミングで続々人が並びだした記憶がありますが、

たこさんカードを持って並んでしばし、

タコ一匹分のせんべいにありつけました。美味しかったです。

早速大鳥居が近づいてきますが、江の島周遊はまだまだ始まったばかりです。

江島神社

江島神社と三柱の女神様

江ノ島・江島神社(公式サイト)には、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと、奥津宮)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと、中津宮)、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと、辺津宮)という三柱(三姉妹)の女神様が祀られていますが、江戸時代には江島弁財天信仰の聖地として、江島詣での対象となりました。

三柱の女神様は合わせて江島大神と称されていますが、現在も、安芸の宮島(厳島神社・大願寺)、近江の竹生島(宝厳寺)と並んで、江の島・江島弁財天は日本三大弁財天の一つと数えられています(リンクはそれぞれ、公式サイトです)。

辺津宮(へつみや)とピンクの絵馬

大鳥居から江島弁財天・辺津宮への途上、進行方向右手にきらびやかな一角が目に入ります。

枝分かれしている二つの幹が根っこでは一つになっていることから「結びの樹」と呼ばれている、江ノ島の名所の一つです。

似たような近場の人気スポットには夜の湘南平(平塚市。公式サイト)がありますが、一日江ノ島で楽しんだ後に湘南平を目指すなんてコースを回ることも可能です。

免許を取った神奈川県民なら一度はドライブするのではないかという、ローカルな定番コースですね。

江ノ島から望む、相模湾

ヨットハーバー

山の上から、七里ガ浜・由比ガ浜方面です。洋上にはヨットが結構出ているのが分かります。

木々の隙間から見ると秘密基地っぽい雰囲気を持つことも魅力ですが、江の島にあるヨットハーバー(公式サイト)が望めます。

山二つ

「山二つ」と呼ばれている、江の島内にある二つの山と山の間のエリアからの眺めでは、

山と山の隙間が外海の波に打たれ、浸食されていることも伝わりますが、

目線を上げると、相模灘の向こうに果てしなく広がる太平洋の水平線が望めます。

奥津宮

江島大神の一柱、奥津宮です。

入口に位置する鳥居は、源頼朝が寄進したと伝えられています。

稚児ヶ淵(ちごがふち)

「江島大神」の残りの一柱である中津宮をはじめ、他にも江の島内の見どころはたくさんあるのですが、この日はこのまま海に面した岩場、稚児ヶ淵まで降りることにしました。

「稚児」というのは表向き寺社で雑用などを勤める子供を指す語ですが、隠された意味として、男色の相手方となる少年を指す場合があります。

他ならぬ稚児ヶ淵の由来となった「稚児」がまさに後者の意味を持っているのですが、とある稚児がとあるお坊さんに見初められたが、その愛の重さ(?)に耐え切れず、ここから身を投げて命を絶ってしまったという悲話に由来しているようです。

稚児ヶ淵の岩場は、海側に突き出ています。

三浦半島・城ヶ島にも似たようなスポットがありますが(参考:西崎の磯)、

相模湾は外海なので、三浦半島の南端同様、太平洋からの波がバンバン来るんですよね。

べんてん丸

この時は何ゆえに稚児ヶ淵まで降りてきたのかといえば、

山を登って復路を戻る体力が残されていなかったからでした、ということで、

海路”江ノ島の入り口付近”を目指してくれるという、帰りの船に乗船しました。

具体的には、稚児ケ淵と江の島大橋の入り口付近を結んでいます。

この時の江の島詣でで写真を残せなかった主な江ノ島内スポットとしては、例えば辺津宮・結びの樹と相性が良さそうな龍恋の鐘(ここに架ける南京錠は江の島の仲見世でも購入できます)の他、辺津宮奥津宮と並ぶ江島大神の一柱である中津宮、頂上付近の名所である展望台やサムエル・コッキング苑等々があります(リンクはそれぞれ、公式サイトのリンクです)。

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