横浜から北海道へ、交通手段の選択
陸路・海路・空路、4通りの交通手段
横浜から札幌(北海道)へのルートでは、
- 羽田空港・新千歳空港間を空路移動
- 鉄道:東京駅から東北・北海道新幹線乗車or横浜駅から在来線利用
- ドライブ(一部、青函フェリーほか船旅利用)
- 商船三井のフェリー「さんふらわあ号」利用
という、およそ4通りの手段が考えられます。
それぞれ、最長距離間を空路で進むか、陸路(鉄道or車)で進むか、海路で進むかの相違ですね。
空路の利点

最も無難な交通手段は、羽田空港・新千歳空港間を約1時間30分で結んでくれる飛行機です。
YCAT(横浜駅東口)から羽田空港まではリムジンバスで30分程度、羽田から新千歳までが約1時間半。
新千歳空港到着後、札幌駅までは「快速エアポート」で約40分です。
YCATから札幌駅までの移動時間は長めに見積もって3時間程度なので、「お昼ご飯は中華街で、夕ご飯はすすきので」というどこか不思議な一日を過ごすことが出来るのも、飛行機旅ならではの魅力です。
参考
鉄道移動とドライブ旅の比較
北海道・東北新幹線利用

東北・北海道新幹線を利用した場合。
東京駅から新函館北斗駅までが約4時間30分で結ばれていますが、新函館北斗駅からさらに「はやぶさ」を待って出発する特急・北斗に乗り継ぐこと、約3時間30分。
陸路では最速となる、都合約8時間の「小さな旅」の果てで札幌駅に降り立つ形となります。
運賃は約3万円。新幹線から特急への乗り継ぎ旅なので、その8時間はほぼがっつり「私事」(PC仕事など含む)で使える時間となりますが、そもそも「一旅3万円」の運賃はこのご時世決して安いとは言えません。
「8時間=日中丸々の移動時間」にしても、人により、好みにより、目的により、大分捉え方に幅が出てきそうなところですね。
参考
- ジョルダン時刻表 “新函館北斗駅“
在来線のみでの移動
次に、同じ鉄道でも在来線のみを利用する場合。
最短距離を行ったとしても、二日がかりの移動となります。
初日は横浜駅から東京駅まで出たら、あとは盛岡駅までひたすら東北本線を北上し、盛岡駅からは「旧東北本線」である三セク鉄道、いわて銀河鉄道と青い森鉄道を乗り継いで青森駅へ。
朝6時台に横浜駅を出発したとして、青森駅着が22時台です。
二日目は青森駅発後、新青森駅から北海道新幹線にて津軽海峡を超えたのち、新函館北斗駅からは「北斗」号で札幌駅へ。
同じく、朝6時台に青森駅を出発したとして、札幌駅到着がお昼過ぎ頃です。
「青春18きっぷ」縛りをかけた場合、いわて銀河鉄道・青い森鉄道ルートを回避する必要があるので(※)、
- 上越線・信越本線・白新線経由で羽越本線・奥羽本線へ
- 山形線経由で羽越本線・奥羽本線へ
いずれかのルートを取らざるを得ず、「まっすぐ北上」が選択肢から消えることになります。
上越線ほか経由であれば高崎駅、山形線経由であれば福島駅が最初の目的地となって、両ルートとも初日は秋田県内まで(大館駅、もしくは秋田駅止まり)、二日目の夜に札幌駅着となる行程ですが、在来線移動では「18きっぷ縛り」をかけるかどうかをはじめとして、旅の目的やルート選択に結構なバリエーションが想定できます。
機会があれば別の記事でも取り上げたいと思いますが、一つはっきり言えることは「コスパ・タイパ重視の旅と言うよりは、青春18きっぷシーズンを中心とした、コアな乗り鉄旅になる」と言うことですね。
参考
ドライブ旅
次に、関東エリアから札幌(北海道)を目指すドライブ旅の場合。
距離にして神戸(関西圏)を目指す場合(※1)のほぼ倍、横浜・札幌間がざっくり1200キロに及ぶことから、「リッター160円、燃費は20キロ/1リットル、タンク容量50リットル」で単純計算すると、ガス代だけで大体1万円くらいでしょうか。
往復するとタンクは2回半空になる計算で、ここに高速代が約17700円〜22500円ほど加算される上(差額は夜間サービス利用時との相違です)、青函フェリー乗船時にも別途料金が加算されます。便宜上「6メートル未満」で計算すると23700円(繁忙期)もしくは19100円(それ以外)となるので、ざっくり「2万円」として、車にかかる費用の総額だけで概ね5万円台。
単に移動の手段としてというよりは、「移動そのものが目的となる」ドライブ旅となりそうです。
「移動手段そのものが目的となるドライブ旅」と言う点からは、
- 関越道経由で新潟港へ(約350キロ)、その先小樽港までフェリー利用
- 東北道経由で仙台港へ(約400キロ)、その先苫小牧港までフェリー利用
以上の2ルートも、なかなか魅力的です。
それぞれ、北海道での走行距離は
- 小樽ー札幌:約35キロ
- 苫小牧ー札幌:約75キロ
乗用車のフェリー航送運賃は
- 仙台港発:約3万円(※2)
- 新潟港発(小樽行き):約4〜5万円(※3)
となるので、双方とも車での走行距離・費用自体は半分以下に抑えられますが、その分がフェリーで嵩むこととなるため、共に「コスパの良い旅」ということにはならなそうです。
「18きっぷ旅」やドライブ旅同様、移動の道中そのものがメインの目的となり得る旅ですね。
参考
- 【旅プラン/陸路・空路・海路】横浜(首都圏)から神戸(関西圏)への交通手段(※1)
- 青函フェリー公式サイト “運賃表“
- 太平洋フェリー “運賃“(※2)
- 新日本海フェリー “運賃“(※3)
船旅で北海道へ
日本近海を移動するフェリー旅の場合、「豪華クルーズ船で世界一周」的な旅に比べるとけた違いにリーズナブルでありながらも、ちょっと優雅な旅が楽しめます。
大洗・苫小牧間の便の場合、徒歩での最安一人旅なら一万円程度、最高級船室であるスイートを借りたとしても約7万円程度です。
一気に身近なところに迫ってくる感じが何とも魅力的ですが、
茨城の大洗港から、
北海道の苫小牧港まで。
今回は久しぶりの札幌へ、初めて船旅で向かうことにしました。
参考

