横川駅前と”峠の釜めし”
本店前、AM9:59

正面には旧中山道、左隣には”鉄道文化村”が位置しているというJR信越本線・横川駅前の、“峠の釜めし本舗”おぎのやの本店です。
現在の天皇陛下や上皇陛下も、軽井沢への行幸時には横川にて”峠の釜めし”を召し上がるのが恒例になっている、明治18(1885)年の創業以来数々のシーンで釜めしが評価され続けて来た“老舗の駅弁”だということで、早朝の朝食直後からこの日のブランチを楽しみにしていました。
旧中山道に面した本店の隣には資料館が置かれていますが、横川駅前にて、ちょっとした“荻野屋”エリアを形成している感じですね。
参考
峠の釜めし弁当
横川駅に到着早々周辺のスポットを巡ったのち、開店1~2分前からお店の前で開店を待ち始めたところ、一向にそれっぽい気配がなく、それは開店時刻の朝10時を過ぎても変わりませんでした。
つまり、この日は運が悪いことに定休日に当たってしまったようで、

駅の横にて既にオープンしていた、売店の方へ向かいました。
“峠の釜めし・横川駅売店”では、お店の前に屋根付きのイートインスペースまで用意されています。
本店で食べることができなかったのは残念でしたが、結果オーライですね。

まずは早速釜めしを、

追加で山菜そばを、

付け合わせの漬物も含めて、全て頂きました。ごちそうさまでした。
食べ応えとしては、とにかくおかずが豊富であらゆる味覚が刺激されます。
「一食のお弁当にここまでいろいろ揃える必要、ある?」と思ってしまうくらいバラエティに富んでいるおかずや付け合わせの一品一品が全く喧嘩せず、かつ一食のお弁当として調和を保っている、なおかつすべて平らげた時に感じる程よい満腹感は、ある意味奇跡のお弁当を感じさせます。
後から頼んだ山菜そばも含め、峠の釜めし弁当は噂に違わぬ一品でした。

