塩尻駅から、JR東海エリアへ
お昼過ぎの塩尻駅発
夏の塩尻駅発
ランチタイムと軽い休憩時間の後は、少し早めに駅構内へ戻りました。
行先案内には松本、長野、中津川、名古屋とありますが、次はいよいよ、JR東海の中央本線(中央西線)・木曽福島行きの電車への乗車です。
普通電車を乗り継いで早くもここまで来ちゃいました、というような気分の高まりを楽しめるのも、18きっぷ旅ならでは。
中央本線沿いのとある区間には中日スポーツのかなり大きい広告が出ていたりもしましたが、そういうご当地感を楽しみながらも延々続くという、普通列車旅の行程ですね。
参考
中央本線沿いの風景
塩尻駅を発車した中央本線は、夏の空の下、再び緑が眩しい山間部へ。
塩尻駅と奈良井駅の丁度中間にあたる駅が、
中央本線の贄川駅です。
奈良井駅同様、山の中に作られた駅であることがとてもわかりやすい駅ですね。
駅のホームすぐ傍まで緑が迫っていますが、昼と夜でまるで別の顔を持つ駅の一つなのであろうあたり、想像に難くないところです。
昼間だから、晴天日だからこそどこか爽やかに伝わって来るのだろうという、背後に山を控えたこの近さには、特に地方での獣害が相次ぐ昨今、色々な想像も働いてしまうところですね。
中央本線・奈良井駅着 -旧中山道の宿場町へ-
奈良井駅・ホームにて
贄川駅から2駅目、塩尻駅からだと5駅目にあたるのが、
この日の目的地である、JR中央本線の奈良井駅です。
奈良井駅のホームには”中山道 奈良井宿”の記念銘板が設置されていますが、駅傍にあるかつての宿場町・奈良井宿が、2016年に日本遺産に認定されたことを記念してのものです。
中央本線奈良井駅 -木曽路・旧中山道の駅-
走り去っていく電車を撮影しようと待っていても電車が中々発車しないので、諦めて電車入りの駅ホームと周辺風景を撮ってみると、むしろこの方が良かったんじゃないか?という一枚が撮れました。
レトロな待合室もホームの雰囲気にマッチしていますが、
駅自体はどこか映画”君の名は”の聖地となった飛騨古川駅の雰囲気に重なって見えないこともないという、木曽路真っ只中の雰囲気を醸しています。
その後改札で18きっぷを見せて駅舎を出ると、この日の目的地・宿泊地である旧中山道の奈良井宿が、向かって左側に見えてきます。
参考
- 岐阜の旅ガイド “飛騨古川駅“
- Drive to新潟/2018
JR奈良井駅から、奈良井宿へ
JR中央本線の奈良井駅を出たのは、夕方少し前の時間でした。
ここから道なりに進むと、旧中山道の宿場町・ 奈良井宿の入り口です。
かつて中山道を歩いた旅人たちが木曽路の山中でたどり着くことになったという、江戸から数えても京から数えても34番目の宿場町ですね。
参考
- 【青春18きっぷの旅/初日】旧中山道の宿場町、奈良井宿着(JR中央本線、奈良井駅傍)
- 奈良井宿観光協会 “奈良井宿について“
- 日本遺産ポータルサイト “塩尻市奈良井“