横浜から北海道へ、交通手段の選択
4通りの交通手段
横浜から北海道へのルートでは、
- 空路(羽田発新千歳行き。参考:みなとみらい線沿線・羽田空港間のアクセス)、
- 鉄道(18きっぷ旅、北海道新幹線等。参考:東京駅からみなとみらい線沿線へのアクセス)、
- ドライブ+青函フェリー(青函フェリー公式サイト)、
- 商船三井のフェリー”さんふらわあ号”(商船三井フェリー “さんふらわあについて“)、
という、およそ4通りの手段が考えられます。
空路の利点
最も無難な交通手段は、羽田空港・新千歳空港間を約1時間30分で結んでくれる飛行機です。
横浜駅東口にあるYCAT(公式サイト)から羽田空港までは、リムジンバスによって30分程度で結ばれています(参考:横浜中心部・羽田空港間の移動)。
羽田からは、約1時間30分で新千歳まで。
新千歳空港到着後、札幌駅までは「快速エアポート」(JR北海道公式サイト)で約40分です。
横浜駅東口バスターミナルから札幌駅まで、移動時間は長めに見積もって3時間程度なので、例えばお昼ご飯は中華街で、夕ご飯はすすきので、というどこか不思議な一日を過ごすことが出来るのも、飛行機旅ならではの魅力です。
急ぎで向かうのであれば、実質飛行機一択になるというくらい強力な移動手段ですね。
鉄道移動とドライブ旅の比較
北海道新幹線での移動を考える場合。
2021年現在、北海道新幹線が札幌まで全線開通するのにあと10年程度かかる予定ですが、既に東京から新函館北斗駅までが約4時間30分で結ばれています。
次に関東エリアから北海道を目指すドライブ旅の場合。
フェリー移動となる津軽海峡を超える時に費用がかさむことになるので、「ガス代だけの下道旅」に+αの出費が加算されます。”コスパ”=低予算移動を第一に考えるのであれば、現状では青函トンネル区間を超える部分でのみ別料金がかかる、18きっぷ旅の方に利点がありそうです。
ただしドライブ旅や18きっぷ旅では、強行軍ではなく、移動=旅を楽しむ行程にした方が満足度は高まります。
北海道までの道中で一泊二泊はしておきたいところで、コスパ第一の移動のみというよりは、移動自体をどう楽しむかの色も付けておきたいところです。
船旅で北海道へ
船旅の魅力としては、旅をゆっくり味わうことが出来る点が挙げられます。
船の長旅というと「豪華客船での世界一周クルーズ」みたいなイメージが浮かびがちなところではありますが、日本近海を移動するフェリー旅の場合、そのような旅に比べるとけた違いにリーズナブルでありながらも、ちょっと優雅な旅が楽しめます。
大洗・苫小牧間の便の場合、徒歩での最安一人旅なら一万円程度、最高級船室であるスイートを借りたとしても約7万円程度です。
一気に身近なところに迫ってくる感じが何とも魅力的ですが、
茨城の大洗港から、
北海道の苫小牧港まで。
今回は久しぶりの札幌へ、初めて船旅で向かうことにしました。