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【ドライブto新潟 三日目】津南町へ -龍ヶ窪-

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【ドライブto新潟 三日目】津南町へ -龍ヶ窪-

津南町・龍ヶ窪

about 龍ヶ窪

龍ヶ窪(津南町観光協会龍ヶ窪“)は毎分30トンの地下水が常に湧き出ていることによって作られている沼で、その水は決して濁ることがないと言われている他、”龍神伝説”の言い伝えも残されています。

「長い干ばつ続きで食うに困った村民が、寝ている龍の隙を見て卵を盗み出しそれを食べようとした」

「ところが卵の中にいた龍の子供が母親龍に助けを求めたため、それに気づいた母親龍は怒り狂って、逆に村人たちを食い殺そうとした」

「はじめこそ怒り心頭だった母親龍も、『せめて子供だけは助けてくれ』と懇願した村人の態度に心を打たれたことから態度を一転」

「干ばつによって飢えに苦しんだ村人たちのために三日三晩雨を降らせ、池を作ってあげた」

その池こそが竜ヶ窪だ、というものです。

竜ヶ窪は水質もよく、湧き水によってできた濁ることがない沼だといわれているのですが、「濁りがない」ことは、龍神伝説の中では「登場する村人たちの心の澄んだ様子」として表現されています。

命がけで子供を守ったことについては村人も龍も同じだということで、「龍」にしても村人に対して相通ずるものがあったことからのものでしょう。郷土に根付いた伝説や言い伝えは、往々にして”大切な何か”を後世に伝えるために遺されたものだという性格を持つものですが、自然の創作物である「龍ヶ窪」に対する畏怖と敬意の入り混じった先人たちの気持ちこそが、後世に伝説を残したのだとはいえそうです。

“龍神伝説”を持つ沼へ

見玉不動尊結東(けっとう)じゃまくら石公園と進んだ後、この日の津南町での最後の目的地、龍ヶ窪へ。

龍ヶ窪は名水の源泉であり、一帯は「新潟県森林浴の森」100選に選ばれているというハイキングコースでもあります。きちんと歩くとそれなりに長いコースなのですが、日も暮れかかった時間帯、「今回は気持ち龍ヶ窪を見るまでの行程を」と考えて進みました。

入り口から少し歩いて、龍ヶ窪の湧き水で出来た池に到着。

付近一帯は森林浴に適した広大なブナの森に囲まれていて、歩道は昔の街道を思わせるような道になっていました。

ハイキングコースはここからさらに奥へ、ブナの原生林に囲まれたまま続きます。

アクセス

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