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【冬の東北・信越青春18きっぷ旅/その3】磐越西線・会津若松駅着
会津若松駅前
会津盆地と会津若松駅
早朝に横浜市内を出発し、道中で少々寄り道しつつも上野東京ライン、宇都宮線、東北本線と乗り継いだ後で東北本線の郡山駅からは磐越西線で約一時間西進し、お昼過ぎにこの日の目的地である会津若松駅に到着しました。
そのまままっすぐ東北本線を北上するのではなく、”郡山駅からは磐越西線で西側にそれて内陸部に向かう”というルートにも(見方によっては)若干秘境感が宿りますが、出発から到着までにはスタートからかれこれ半日ほどかかっているので、経路に依らず、長旅といえば長旅かもしれません。
とはいえ、逆に普通列車を乗り継ぐ旅でも半日程度あれば来れてしまう距離にある、鉄道以外にもバスタ新宿(公式サイト)発の高速バスが新宿・会津若松間を数時間程度で結んでいるという、”小さな旅+アルファ”な距離感ですね。
会津若松駅の駅前には、かつてSLが走っていたことを記念する碑もおかれています。
駅前すぐのところには駐車場やバスターミナルがあって、観光案内所等の他、外食のお店や宿泊施設など、一般的な地方都市であることを思わせるインフラが整備されていますが、
会津が盆地であることを思わせる山々も、周囲を囲むように、目と鼻の先に連なっています。
会津若松駅の四方は全て山ですが、特に北方には磐梯山(裏磐梯観光協会公式サイト “磐梯山“)が、東方には標高約500メートルのところに猪苗代湖(会津若松市公式サイト)が控えています。
まちなか周遊バス -ハイカラさん、あかべえ-
駅前バスターミナルの四番乗り場からは、会津若松市内観光用のまちなか周遊バス”あかべえ”と”ハイカラさん”が運行されています(会津バス公式サイト “会津とあそぼう!!まちなか周遊バス“)。
それぞれのバスは、ほぼ同じコースを逆回りで回ってくれるのですが、一乗車につき大人210円、子供110円、一日フリー乗車券が大人600円、子供300円です。
大型バスがあれば(什の掟は、幕末の会津藩が藩校・日新館での子弟教育にあたって、最も基本的な部分に位置付けていた”しつけ”の明文化です。参考:会津藩校日新館 “什の掟“)、
小型のバスもあり、また”ハイカラさん”ではおしゃれかわいいバスが運行されていたりもするのですが、いずれにしても市内の中心部そこかしこに散っている見どころをしっかり見て回るためには必須の交通手段といえるもので、一日乗車券にしても3回乗車で元が取れる価格設定になっています。
今回の”18きっぷ旅”でも、会津滞在中には何度となく”あかべえ”のお世話になりました。