【鎌倉街歩き】長谷寺・見晴台から臨める風景（鎌倉の海岸線、三浦半島）

日帰り旅/国内小旅行
2019.06.23
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由比ガ浜、材木座海岸と三浦半島

材木座から逗子の海岸へ

長谷寺の見晴台からは、三浦半島方向の陸地部分が手前に一つ、奥に一つ臨めます。

おそらくですが、長谷寺から見た時の風景で、海の向こうに位置する手前側の陸地が逗子マリーナ界隈、その奥が葉山マリーナや森戸海岸界隈で、長谷寺の見晴台からだと見えるかどうか微妙な位置にあるのが、葉山の御用邸（上地図中央右下部）です。

参考

鎌倉から逗子へ

鎌倉から国道134号線を使って海岸沿いに葉山方面に向かうとき、気が付くと超えているのが鎌倉市と逗子市の境ですが、滑川の交差点で由比ガ浜と隣り合っている材木座海岸の隣からが逗子市エリアです。

逗子に入ると、およそ内陸部と併せて海沿いの公園や海岸線にも「小坪」という地名が付いている一帯が広がりますが、ここが恐らく長谷寺の見晴台から臨める風景中、手前部分の陸にあたります。

余談として、海岸線に通された国道134号線に対して内陸部に通された県道311号線上には、ミステリースポット（心霊スポット？）として有名な、小坪トンネルがあります（が、”雰囲気”以上のものが期待できるかというと、全国に点在するその手のスポット同様、純地元評的には疑問符が付くという感じのスポットですね）。

小坪エリアを過ぎると、「富士山の南側の裾野や江の島とほぼ同緯度にあたるため、晴天の日であれば相模湾の向こうに江の島と富士山を同時に眺めることが出来る」という、渚橋が国道上にかかっています。

ここが大体逗子市・葉山町の境で、ここより先、国道134号線は三浦郡の葉山町に入ります。

“三浦郡”葉山町

かつては三浦半島全域が”三浦郡”だったようですが、逗子、横須賀、三浦が全て市となって久しい現在、葉山町のみが唯一の”三浦郡”として残されています。

鎌倉市など（ほか逗子市、横須賀市、三浦市）と並んで横浜ナンバーエリアにあたることや、広義の区分けをした場合にはおよそ”湘南”の東端エリアにあたる（と判断されることも、極稀にあるにはある）あたりも、”ヨットハーバーがあり、御用邸がある、晴れた日であればもれなく相模湾の向こうに江の島や富士山が望める”という、葉山界隈の特徴といえば特徴としてカウントされる個性にあたります。

葉山マリーナから森戸海岸、真名瀬海岸、シュノーケリングスポットとしても知名度の高い柴崎海岸の海岸線を経て、一色海岸やしおさい公園・近代美術館、最終的には御用邸付近までがいわゆる”葉山”に該当するエリアですが、葉山町の南端は長者ヶ崎で、ここより先、134号線は横須賀市に入ります。

参考

軍港都市・横須賀と三浦半島

横須賀市の”軍港”エリア、つまり”横須賀”といった場合になんとなくイメージされるような一帯は、東京湾沿いにあって、三浦半島内では葉山町とほぼ同緯度の”お隣さん”にあたります。

三浦半島北端の相模湾沿い（西岸）が葉山、東京湾沿い（東岸）が横須賀です。

記念艦・三笠や三笠公園があって、少し離れたところには防衛大学校もある、”軍港エリア”の南部にはペリー上陸の跡を始めとする史跡が多くあるなど、隣接する横浜や鎌倉に対する横須賀一流の風土が強く伝わってくる、「ここに来るとカレーを食べたくなる」一帯ですが、それらのスポットの傍には海上自衛隊・横須賀地方総監部や米海軍横須賀基地（U.S. Fleet Activities Yokosuka）など、現役の軍関係の施設があります。

横須賀にある自衛隊のほぼすべての施設と米海軍基地では、原則として一般向けのイベントが行われているので、関係者以外でも「そこに基地があること」を体感できたりしますが、同じ横須賀市の相模湾側には、陸自の施設、海自の施設、空自の施設がある小田和おだわ湾があって、さらにその先に進むと三浦半島の最南端・三浦市に至ります。

三崎の漁港や、更にその先にある城ヶ島などが”三浦”の著名な見どころですが、横浜を基準とした”都会寄りの神奈川”イメージを持っている場合、特に三浦半島の南端部は、いい意味で（そのイメージと共にある）神奈川っぽくない、意表を突かれるエリアで、一度来るとリピートしたくなる魅力を持っています。

参考

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