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“大丸”前からメリケンビル横へ
元町通1交差点前から、臨海部へ
東遊園地(公式サイト)隣の区画から旧居留地(神戸旧居留地公式サイト)へ入って居留地の真ん中(京町筋/仲町通り)へ、さらにはそこから北端(花時計線/西国街道)へと進んで、北西の端まで。
元町通1丁目交差点は、旧居留地の北西の端であり、同時に今年2024年に創立150周年を迎えるという神戸元町商店街(公式サイト)の入り口前交差点にもあたっていますが、神戸元町商店街(=西国街道)の南側には神戸の中華街=南京町(公式サイト)が隣接します。
港町・神戸を神戸たらしめている旧居留地の西側に隣接しているのが”神戸版の元町・中華街”です、ということで、西国街道やメリケンロード周辺、中でも元町通1交差点付近は、神戸観光の際、象徴的なスポットの一つに該当しそうな場所ですね(神戸元町商店街と南京町については、別途記事化します)。
メリケンロードはこの”元町通1”交差点を境に”鯉川筋”となりますが(北方向)、
海側(南方向)に向かっては、ここから”メリケンロード”が始まります。
比較的道幅が広いエリアも多いです。
海に近いところに位置しているというロケーションの影響もあるのか、一帯はどこか開放的な空気が魅力となっています。
交差点付近には、ここが旧居留地の一部にあたる通りだったことが記念された碑と、
関連説明板、古地図や、
旧居留地時代の番地なども残されています。
港町・神戸の中心部であるだけのことはあって、今を感じさせるオシャレな街であるという雰囲気が強い一帯ではあるのですが、その”今”は居留地としてはじまった”かつて”の延長に位置しているのだということを感じさせる跡が、街の方々に点在しています。
神戸・三宮エリアの稀有な魅力の一つですね。
メリケンロードのゴールは、海沿いで国道2号線と交わる交差点で、角には神戸メリケンビルが建っています。
初代アメリカ領事館が神戸開港と同時に開設された後(1868年~)、1918年には跡地に神戸郵船ビルが竣工しました。
現在(平成31年=2019年~)は、日本港運株式会社が所有する”メリケンビル”となっています。
参考:建築パース.com “神戸郵船ビル“、日本港運株式会社 “沿革“