この記事を読むのに必要な時間は約 1 分41秒です。
【00年代の函館 その1】基坂・ペリー広場・元町公園
基坂
about 基坂
基坂(函館市公式観光情報 “基坂“)は、かつて北海道の行政の中心として栄えた坂道です。
坂名の由来は、明治維新後に坂下に里程元標(現在の道路元標)が置かれたことにあります。
中世の頃は松前藩の亀田番所が(函館市史・デジタル版 “亀田番所の設置“)、近世から近代にかけては箱館・函館奉行所が(函館奉行所公式サイト “函館奉行所の役割“)、それぞれこの地に置かれたようです。
基坂沿いの風景
初夏の基坂と、
冬の基坂です。
海と函館港(参考:観光庁国際観光課 “函館港“、国土交通省北海道開発局 “函館港“)がすぐ近くにある、それも坂道から見下ろせる方向にあるというのも、函館という港町が持つ(観光旅行目線からの)魅力の一つです。
ペリー広場
基坂に隣接する見どころその1として、ペリー広場(函館市公式観光情報 “ペリー提督来航記念碑“)が挙げられます。
基坂沿い、海に向かって左手に位置している公園で、ペリー提督の来航記念碑が置かれています。
かつてのアメリカ領事館傍にあったこと、函館港を見渡せる位置にあったことから、ここに来航記念碑が作られたようです。
元町公園
海に向かって基坂の右側方向に広がる町の町名が”函館市元町“ですが、その元町の北西の端にあたる場所に位置しているのが元町公園(函館市公式観光情報 “元町公園“)です。
“元町”という町名自体、港町と相性がいい町名でもあるようです(参考:元町公園(元町商店街傍、エリスマン邸、ベーリックホール、山手234番館))。
函館の元町公園は、桜の季節には桜の向こうに函館港を望めるという景観抜群の公園で、
旧函館区公会堂からの眺めなど、新緑の季節には緑が眩しかったりもするのですが、
春の桜、初夏の緑が鮮やかな一帯は、冬になると一面の雪景色となります。
雪国ならではの風景ですね。