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【開港都市・新潟の風景/2023】水島新司マンガストリート（通称・ドカベンロード）

古町とドカベン

about 古町

古町（新潟ふるまちオフィシャルガイドウェブ）は、いわゆる”新潟島”（新潟市公式サイト “新潟島エリア“）中心部の中で、要となって古くから栄えて来た一帯です。

地理的にも、古町通は”新潟島”中央東寄りのところで信濃川に並行するように細長く伸びていますが、丁度萬代橋上を通る国道17号線付近で二分される形となっています。

新潟島自体は16世紀頃から舟運・海運の拠点となり、17世紀半ばには越後長岡藩の新潟代官所（のち、町奉行所）となって、その歩みが始まりました（参考：新潟古町まちみなと情報館 “新潟・古町まちガイド“、”新潟町のカナメ（奉行所～現在）“）。

特に観光客目線でも、”新潟といえばここ”というスポットのうちの一か所ですね。

水島新司マンガストリート（通称・ドカベンロード）

前記したように、古町通商店街は新潟島内部の中央東寄りのところで細長く伸びた商店街です。

広いというよりは”長い”商店街で、”古町”の名を冠した商店街だけでも5番町～9番町まで５つあるのですが、このうちの5番町商店街（公式サイト）のアーケードに、野球漫画の第一人者である”御大”こと水島新司さん（新潟市出身）のマンガ・”ドカベン”等のキャラクターの像が並べられた、通称ドカベンロードが用意されています。

“ドカベンロード”が通称にとどまっているのは、ドカベンのキャラ以外も並んでいるからだと思いますが（他、”野球狂の詩”と”あぶさん”）、以下、南側（鍛冶小路側）から順に進めます（写真に付したキャプションは、現地に用意された案内書きからの引用です）。

ドカベンロードへ

岩鬼正美（ドカベン）

“とにかく口数が多い、失言も多い。でもこの男は憎めない。トゲがあっても毒の無い有言実行のスラッガー”

殿馬一人（ドカベン）

“天才と言われてふさわしいのは音楽の方かもしれない。そのリズムに乗せた打法はまさに秘打といわれるゆえんだ”

岩田鉄五郎（野球狂の詩）

“全ての水島野球漫画の源になっている男だ。球聖だ。間違いなく生涯現役を張る男だ。”

山田太郎（ドカベン）

“彼がいるだけでまわりがあったかい雰囲気になる。気はやさしくて力持ち。不言実行のスラッガー。”

里中智（ドカベン）

“通称「小さな巨人」小柄な男が巨人と言われる迄には相当の努力をした筈。これでいいということのない努力家だ。”

水原勇気（野球狂の詩）

“日本プロ野球初の女性選手である。秘球ドリームボールを投げる名ストッパーだ。”

景浦安武（あぶさん）

“野球人の鑑（かがみ）、水島が理想とする男の中の男だ。”

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