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【開港都市・新潟の風景/2023】新潟県議会旧議事堂(県政記念館)

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【開港都市・新潟の風景/2023】新潟県議会旧議事堂(県政記念館)

about 新潟県政記念館

新潟県政記念館=新潟県議会旧議事堂(新潟県公式サイト文化遺産オンライン)は、1883年(明治16年)に新潟県会議事堂として建設された建物です。

白山神社と共に白山公園内に隣接していて、”白山公園前”バス停からもすぐ傍にあります。

議事堂建設以前は、県庁舎内の管内会所(”会所”は、集会に利用する部屋や建物を意味します。参考:【開港都市・長崎の風景】湊会所跡)、あるいは”新潟学校”が議事堂として利用されてきたところ、ここにはじめて県議会のための議事堂が設けられることとなりました。

ちなみに新潟学校とは、1872年、英語の習得を目的とする洋学校として設立された学校です。

同時期に設立された新潟師範学校と並び、現在の新潟大学教育学部の母体の一つとなった学校なのですが、1880年(明治13年)の大火被災後、その新潟学校の施設が一時的に”議事堂”利用されました。

議事堂設立後は1932年(昭和7年)に新設の県庁舎内に議場が移されるまで、県政審議において重要な使命を果たし、”現役”引退後は、1969年(昭和44年)には重要文化財”新潟県議会旧議事堂”に指定されると、昭和50年(1975年)からは”新潟県政記念館”としての公開が始まりました。

新潟県議会旧議事堂=新潟県政記念館の内部には建物自体の見所が複数ある他、催し物が開催されたりもしていたのですが、残念ながら現在は耐震改修工事実施中のため、令和10年(2028年)3月までの長期休館期間中です。

参考:石田文彦、小島浩治”明治初期中等工業教育の萌芽(1)一新潟学校百工化学科の創設一“他

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