【箱根七福神めぐりの旅 その7/2020秋】湖尻峠から芦ノ湖スカイラインへ

南関東/静岡・山梨
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芦ノ湖スカイライン

桃源台入り口から湖尻峠パーキングへ

県道75号線(箱根レイクホテル前や、ロープウェイの桃源台駅前に通された道)沿いにある”芦ノ湖スカイライン入口”から少し入ったところに位置する、湖尻峠パーキングスペースからの風景です。

ロープウェイの桃源台駅やレイクホテル付近から料金所へ向かう道路を走り、料金所を超えると割とすぐのところに位置しているという、舗装されていないパーキングスペースですね。

芦ノ湖スカイラインはここまでの通行料が100円、残り700円は(桃源台入り口でもらったチケットを見せた上で)出口の料金所で払うことになるので全線通行すると800円ほどかかりますが、それでも天候如何では値段分以上を思わせる、景観抜群の有料道路です。

パーキングスペースのある湖尻峠からは、箱根スカイライン方向芦ノ湖スカイライン方向とに分岐します。

湖尻峠パーキングからだと、道路に向かって左側が箱根スカイライン方面、右側が芦ノ湖スカイライン方面です。

箱根スカイライン芦ノ湖から離れる形で御殿場方向に向かう有料道路で、道中には箱根芦ノ湖展望公園や富士見ヶ丘公園などのビュースポットがありますが、有料区間はそれほど長くありません。

対して芦ノ湖スカイラインはその名の通り芦ノ湖の淵に沿う形で通された有料道路で、大雑把な方向的には芦ノ湖の北端から南端を目指す形で伸びています。

ロープウェイ乗り場などがある桃源台付近から、海賊船乗り場等がある箱根町港付近の箱根峠までですね。

ということで改めて、今回は引き続き芦ノ湖スカイライン方向に進みました。

芦ノ湖スカイライン方向には二本の道が伸びているのがわかりますが、左側に伸びた道が芦ノ湖スカイライン、右側に伸びた下りの道は、静岡の裾野市方面へ向かう県道337号線(一般道)です。

湖尻峠パーキングの山側には、一般用の登山道ではないようですが、歩いて下れる道も作られているようです。

芦ノ湖スカイラインへ

湖尻峠パーキング通過後、最初のパーキングから。

真正面には富士山が見えていますが、

ススキの向こうに富士山という、いかにも秋の箱根っぽい一枚です。

この先にもいくつかビューポイント(パーキング)が設けられていますが、そのすべてが絶景で、晴れていれば大体どこからでも富士山を望むことが可能です。

三国峠パーキング

三国峠パーキングから。やはり富士山が見えています。

新潟・長野・群馬の県境にも三国峠がありますが、箱根の三国峠は、かつての相模・駿河・伊豆三国(現在であれば、神奈川・静岡両県)の国境に位置する三国山の峠であることに、その名の由来があります。

命(みこと)の泉

三国峠パーキングの次の駐車スポットは、

日本武尊由来の”命(みこと)の泉”パーキングです。

パーキングの向かいのエリアには鳥居が作られていて、

残念ながら飲用には適さないようですが、今も湧き水が湧いています。

この日朝から低く垂れこめた雲には、類稀な豪傑でありながらも同時に悲運を背負っていたという日本武尊の生涯を思わせるような、どこかそんなイメージが宿っていました。

杓子峠パーキング

杓子(しゃくし)峠パーキングは、レストハウス一つ手前のパーキングスポットです。

芦ノ湖スカイライン・レストハウス

レストハウス”レイクビュー”からの風景です。

芦ノ湖スカイラインには、芦ノ湖側の”レイクビュー(公式サイト)”、レイクビューの向かい、富士山側の”フジビュー(公式サイト)”と、杓子峠パーキングの隣に二つのレストハウスがあるのですが、これはレイクビューからの風景です。

レストハウス傍からの景観も抜群なのですが、小高い丘の上には展望台も用意されていて、

パノラマ展望台方面への道は、ちょっとしたハイキングコースのようになっています(重装備不要)。

経路図を見る限り、通行止めとなっているハイキングコースは山道を延々歩くことを要求される、ボチボチ本格的なコースとなっているようですが、対してパノラマ展望台への道はというと、こちらは気軽に登れるカジュアルな山道といった感じです。

早速、ススキに囲まれた原っぱを登りつつ、展望台方向へ。

後ろを振り返れば右下にレイクビュー、芦ノ湖がパノラマ風に広がっています。

レイクビューのすぐ右側(写真中央右)には、芦ノ湖スカイラインの本線が通されています。

展望台に向かって淡々と続く遊歩道と、

展望台からの風景です。

この後も、料金所までの有料区間では眺めのいい景色が続きました。

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