清津峡から、夏の津南町へ
豪雪地帯・魚沼エリアの夏
最終目的地・津南町へ
越後湯沢や十日町市からの道中、清津峡へ寄り道した後は、
一路今回のドライブの目的地である津南町を目指しました。
津南町は新潟県内さらには国内屈指の豪雪地帯として有名ですが、季節が夏であるだけに、雪道走行を余儀なくされる冬場とは、まるでイメージが異なります。
空気が美味しい、目に優しい、ところどころに田んぼを見ながらの、緑の中のドライブが続くことになるんですね。
舗装道にはたんぼが隣接し、たんぼの向こうには山が、
はるか向こうまで広がり、上空には青空、さらには夏の雲が浮かんでいます。
自然が豊かで、食べ物も水も酒も美味しい、その上で最低限のインフラが整っていて、なおかつ人は温かいということであれば、それはまさに移住者が憧れる”地方環境”の、一つのテンプレートでもあります。
のどかな田舎道をただ淡々と走っていると、どうしてもそんなことを連想させられます。
参考
信濃川火焔街道
津南町に入るすぐ手前にて”信濃川火焔街道”の表示を見かけました。
ちなみに火焔街道の言う”火焔”とは、縄文土器(火焔型土器)の形に由来するネーミングです。
火焔街道沿いの橋の袂には、二人の子供の像が置かれていますが、
夏は夏なりに、背景の緑に雪帽子がマッチしています。
津南町にて
観光ガイド
津南町に入った後、まずは観光案内所を目指し、観光コースについて相談してみることにしました。
自分で調べた知識だけを持って周るのと、現地できちんと話を聞いて周るのとでやっぱり随分違うな、結果大正解だった、なんて気分になれはしたのですが、津南町に入る前に清津峡に寄っていたことから、残念ながら時間的に津南町で見られるスポットは限られていました。
今回は、見玉不動尊、結東(けっとう)じゃまくら石公園、龍ヶ窪の三か所を回ってみることにしたのですが、その様子は別記事にまとめました。
以下は、目的地への合間のドライブ風景です。
参考
- 津南町観光協会・公式サイト
- 【ドライブto新潟 三日目】津南町最初の訪問地、見玉不動尊へ
- 【ドライブto新潟 三日目】津南町へ -結東(けっとう)じゃまくら石公園-
- 【ドライブto新潟 三日目】津南町にてラストの訪問地、龍ヶ窪へ
山道ドライブ
一面の緑の中を通された細い山道には、所々に幅寄せのためのスペースが作られています。
冬には一面が銀世界になるという一帯、今の季節は夏場の緑がすぐ近くまで迫ってきます。
結果、道という道が昼夜でまるで別の表情を持っているようにも見えてきますが、夏場の日中だと、ドライブしているだけでも気力がチャージされるように感じるくらい、付近一帯は生命力に満ちています。
とはいえ、やはり上下一車線の山道は走り慣れていないと中々ハードルが高いです。
その意味でも、割とドキドキのドライブが続くことになりました。
津南町の風景
夏の空いっぱいに広がる雲と、その下で一面に広がった田んぼ。
道路の両側に広がった、のどかな田園風景が続きます。
この風景の中をただ通過するだけでは流石に寂しいということで、少し車を降りて写真を撮っていると、同じように車を停めて風景写真を撮っている方がいました。
同じ南関東からの遠征組だったようで、少々会話を交わしたところ、どうやら似たようなことを思って付近一帯の雰囲気を味わいつつ、風景をカメラに収めていたとのこと。
津南町をはじめとする魚沼エリアの人気の程が推し量れた瞬間でもありました。
津南町発
津南町の田園風景には、しばしば山道と田んぼが混在していますが、
下り山道を走って行くと、
やがて、ただひたすら田んぼの中を走る道へ。
まっすぐ走ると柏崎へ進む道のようですが、名残惜しさを感じつつ、津南町発。
約4時間弱の行程となりました。