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【横浜街歩き】山手のハロウィン・クリスマス・芸術祭
コロナ禍と2020年度
昨年2020年は、市中では新型コロナウイルス感染症こと武漢肺炎がパンデミックを起こし、そこかしこで行動自粛が呼びかけられた一年でした。
現在進行形の部分として、行動規範的には「自粛」生活の中心に据えられ、三密回避=ソーシャルディスタンスを保った行動が推奨される「新しい生活様式」は、残念ながら今なお日常行動のテンプレートとなったままの状態が続いています。
そんな状況下、横浜山手の観光スポットでも、年中行事が軒並み中止に追い込まれていきました。
今回は「2021年度こそ!」の願いを込め、2020年度の秋~冬にかけて中止になったイベントを、改めて2019年度開催の様子から振り返ってみたいと思います。
山手本通り・秋と冬の定例イベント(2019年実施分、無料イベントのみ)
西洋館のハロウィン
毎年10月下旬、秋の深まりと言うよりは夏の終わりを実感させる気候が続くようになった頃、山手の西洋館ではハロウィン仕様の飾りつけが為されます。
「これからいよいよ朝夕寒くなって来るよ!」という予告の様に感じるイベントですね。
10月下旬だと、山手234番館前(元町公園前)の葉はまだほぼ緑色ですが、外交官の家前では、バラと共にススキが開花の時を迎えているのが分かります。
西洋館のハロウィンイベントが終わると、そろそろ元町商店街界隈ではクリスマス商戦開始までのカウントダウンが始まります。
西洋館のクリスマス

ハロウィンの次は12月上旬からのクリスマスイベントです。
西洋館のクリスマスイベントって、クリスマスそのもののみを感じさせると言うよりは、一年の総決算みたいな何かを感じさせます。秋の深まりを感じさせるハロウィンイベントを引き継いだ「年末」のはじまりイベントに、紅葉の進展も絡んでくるためですね。
この時期は元町・中華街駅屋上階にあるアメリカ山公園でもライトアップが行われる他、元町商店街でもライトアップが行われ、かつTwincle christmasと銘打たれたイベント月間(2019年・2020年)になるなど、イベント感に満ち溢れた時間を楽しむことが出来ます。
横浜山手芸術祭・ユースギャラリー

明けて1月となると、「新年」を迎えたことが馴染み始めた頃に、春を前にしたイベント”横浜山手芸術祭・ユースギャラリー“が開催されます。
魅力や推しポイントとしては、ぱっと見で創作過程が分かりやすいものが多く、かつ展示品からその様子が生き生きと伝わってくるあたりが魅力でしょうか。
イラストを描く、絵(水彩画、油絵等)を描く、ペーパークラフトや工作が趣味、この辺りに当てはまる場合一見の価値ありというイベントです。
一つ一つの展示品がとても分かりやすく鑑賞者に訴えかけてくるケースが多いという、わかりやすさが魅力なのですが、去年の割と早い段階で、早々に今回の展示の中止が決定されました。
ということで、今回の記事では、春の訪れを前にして、昨年秋からこの冬にかけての「幻のイベント」を振り返ってみました。