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【横浜山手芸術祭ユースギャラリー】横浜共立学園展示

みなとみらい線沿線の四季

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【横浜山手芸術祭ユースギャラリー】横浜共立学園展示

ブラフ18番館会場:横浜共立学園展示

今年の山手芸術祭・ユースギャラリー(西洋館公式サイト公式パンフレット)、イタリア山庭園奥に位置するブラフ18番館では、横浜共立学園の中高生の作品の展示が行われました。

学校案内と共に会場の一番手前に置かれていたのは、”入学のしおり”に実際に使われたイラストです。

会場となったブラフ18番館は、前回のユースギャラリーでは横浜女学院の作品と共に横浜共立学園の作品展示が行われましたが、今回は横浜女学院の展示会場が同じイタリア山庭園内にある外交官の家に移行したことから、横浜共立学園のみが発表を行う形になっていました。

ということで、会場入り口入って右手では、中学・高校の写真部の部員さんが撮影した、山手の西洋館(イタリア山庭園内の風景)と学校内の様子が展示され、

入り口左手にあたる写真展示の向かいでは、横浜共立毎年恒例の、

中学一年生が書いた『受験生への手紙』が展示されていました。

会場入り口付近は、来場者の中でも特に”未来の横浜共立生”への挨拶エリアとなっています。

当事者(中学受験生)であれば自分自身にそのまま刺さってくる内容であり、当事者以外にとってはそれを客観視できるという形で提示された発表ですね。

ところで、毎年中学入試シーズンの盛りといえば二月の上旬です。

大学入試が”旧センター試験・新共通テスト”で幕を開けた後、中学入試シーズンの盛期に少し遅れて私大入試が本格化し、最終的に高校入試と国公立大学入試がその締めに入るという、年明け早々に訪れる受験シーズンの中でも序盤戦の山場のような時期ですね。

そんなこんなで2月も中旬となると、中学受験的にはその年の山場が終了し、ほぼ結果が出揃っているため、受験を終えたばかりの元・受験生が見ている可能性も高い『受験生への手紙』となります。

同時に、受験シーズンの終わりは”受験生の入れ替わり”をも意味するため、この4月から受験生となる新・受験生(新・6年生)が見ている可能性も高い『受験生への手紙』ともなるんですね。

志望校を決めあぐねている次期受験生にとってはこういう企画が刺さりまくるのかもしれません、というようなことは書いている側にも実感できる部分が多分にあるということなのか、あいさつ文交じりのしっかりした文体で、学校内での日常生活やカリキュラムなどが語られていました。

同じ一画、西洋館を撮影した写真の隣では、

こういう機会でもないとなかなか見る機会が無いという、現在横浜市の文化財に指定されている本校舎(参考:ヴォーリズを訪ねて横浜共立学園本校舎“)の様子も展示されています。

創立以来の伝統が今も守られているのであろう様子が伝わってくる写真ばかりで、展示会場の雰囲気を作っている印象の展示となっていました。

やや残念だったのは、同じく横浜市の文化財に指定されている山手214番館乙女坂の上、左手に位置しています)の様子が撮影されていなかった点ですが、山手214番館は現在横浜共立学園の”同窓会の施設”として利用されているようなので、日常の学生生活とはやや距離があるということなのでしょう。

さらに奥に進むと、校内の様子を写した写真の横では、

同じく写真部の部員による、個人写真の展示コーナーへと続いています。

表面が光で反射してしまうため、全てを収めようとするとうまいこと撮影できなかった点が残念だったのですが(見学する分には問題なかったです)、構図の取り方、色味、レンズの使い方(≒ピントの合わせ方や被写体の捉え方など)等々、どれもきちんと”写真撮影の基本”的なことを捉えた上で撮影されている、綺麗な写真ばかりでした。

写真の正面に展示されているのは、書道部の生徒さんによる習字作品です。

手前上で綺麗な紙に書かれて展示されているのはJpopのヒット曲の歌詞、その下には一見して達筆だとわかる優秀作品です。その隣の列では上下が入れ替わっていますが、遊び心+王道作品で注意を引き付けた後に、最後の展示では聖書の言葉が書かれています。

書道部発表の向かいに位置しているのは、イラスト部作成のイラストです。

丁寧にペン入れされた上で色が塗られているイラストで「絵を描くことが好きなんだろうなぁ」と思わせる力作ぞろいです。中学一年生の段階できちんと基本的なことが踏襲されているイラストばかりに見えたのですが、

興味深く感じたことは、中学一年生、二年生・・・・高校生と学年が上がっていくにつれ、上達の跡が見える展示になっていたことです。

高校生ともなると、インターネット上にあがっている”人気イラスト”のようなイラストばかりとなってくるのですが、「イラスト部で真面目にイラストを描いているとこのように上達できますよ」というようなことが伝わってくる発表にもなっていました。

一番奥の一画では、大きな用紙に描かれたイラストが展示されていましたが、ここまでくると「将来はイラストで」ということも考えられる状態ではないでしょうか。技術+個性が魅力となっているという、魅力の塊みたいなイラストの中には、

一枚のイラストに幾つものストーリーが詰め込まれている、プロの漫画家(あるいはイラストレーター)さんが描いたような一枚もありました。

ギャラリーのメインスペースに進んでいくと、

中央にはかわいい細工が施された木箱と、

手作り団扇、

ガラス張りになっている壁面右側には壁一面のステンドグラス(同じくプロテスタント系の学校である横浜女学院の発表同様、毎年恒例の作品ですね)、

右側には、学校内の風景を描いたモノクロの絵(フェリス女学院の発表では、小さいスケッチブックにカラーで描かれた絵が発表されていましたが、横浜共立の発表では大きい用紙にモノクロの絵が描かれていました)、

周囲を取り巻くように、木の板でフレームが作られたガラス絵が展示されていました。

特に目を惹かれたのは、ぱっと見で華やかなことがわかるステンドグラスと、その手前にあって、よく見ると一枚一枚に華のあるガラス絵です。イラストコーナーに負けず劣らずのイラストがぼちぼち入っていたり、グッズとしてかなり人気が出そうなことを感じさせる展示発表でした。

ここで改めて、

今度は中学二年生による、学校生活の紹介が展示されています。目立ったのは、制服(夏服・冬服)イラストが多い点ですね。

伝統校の校風に惹かれると同時に制服に魅力を感じて入学したという生徒さんも多いのかもしれませんが、パッと見た感じで楽しそうな学校生活が伝わってくる紹介なので、展示作品との相性も抜群のように見えました。

 

アクセス(イタリア山庭園内、ブラフ18番館)

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