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【横浜街歩き】横浜山手芸術祭・ユースギャラリー:元町公園会場(山手234番館)鑑賞記
「芸術祭・ユースギャラリー」についてはこちら。
今回は元町公園会場(山手234番館)の三校(サンモール・インターナショナルスクール/元街小学校/横浜雙葉学園中高)の展示の紹介です。
港の見える丘公園を出た後、そのまま元町公園方面へ。
「元・居留地」だった頃の風情を残す形で整えられた通り(山手本通り)沿いを歩き、山手234番館前まで。
横浜山手芸術祭元町公園会場は、今現在エリスマン邸もベーリックホールも補修工事中につき、今年は残念ながら山手234番館のみです。
エリスマン邸と、
ベーリックホール。
元町公園界隈はちょっと寂しい感じになっていますけど、一館(234番館)でも生き残りがあってよかったということで、三校分の展示が詰め込まれる形でユースギャラリーが開催されています。
234番館で展示発表を行う三校、横浜雙葉学園中・高/サンモール・インターナショナルスクールのカトリック系二校と元街小学校は、いずれも、山手234番館の傍にあります。
山手234番館1F:山手ロマンティックタイム
心なしか、234番館あたりからやや館内の賑わいが増してきます。
234番館はただでさえ三校(雙葉中高を一校換算)入っているので、「関係者」の入りだけでも、単純計算して111番館やイギリス館の三倍あるってことになります。
その三校のギャラリーは二階で、一階では「バレンタインデー」を意識した特別な飾りつけもなされていました。
題して「山手ロマンティックタイム」!
毎冬恒例の「海外のクリスマス」系ではなく、シンプルに日本の女子ウケを狙ってコーディネートされたような空間になっています。
山手234番館2F:横浜雙葉学園中高/サンモール・インターナショナルスクール/元街小学校展示
二階への階段をあがってすぐのところには、サンモール・インターナショナルスクールの生徒さんの作品群。
入って右手に位置するテーブルの右端にいる、ポケモンのトゲピーのようなぬいぐるみのかわいさとクオリティの高さが目を引きました。
横浜山手聖公会の建物をバックに、家のミニチュア。サンモールは、小学生~高校生の出展だったようです。
「サンモールエリア」の奥には、元街小学校コーナー。
机上の工作、壁に貼られた版画や絵画など、やはり力作ぞろいです。元街小学校卒業後、「中学に進学してから再び出展」なんてケースもあるんでしょうね。
ぐるっと回って反対側の棟は、横浜雙葉学園エリアです。
中学一年生の作品群で「身近なもの」です。コピーライティングでいうところの、フックになっている一帯ですね。
クリアグリーンとかキレイキレイあたり、朝洗面所に置かれていたらうっかり寝ぼけてつかってしまいそうです。
個人的にはもう何年も使っているものと全く同タイプのものだったので、「なんでこんなところに歯磨き粉があるんだ?」と、割と一発で目を引かれました。
昔のギャツビーっぽい洗顔フォームとか、クレヨンとかチーズの箱、バーモンドカレー等々。
これは一体なんだろう、奥まで見ると「身近なもの」、ああなるほど、という感じで中々楽しい一帯でした。
その他の展示品についても、総じて完成度高いものが多かった印象です。制服姿の絵が結構展示されていた記憶があるのですが、「あぁ、そういえば朝夕とこういう制服の子いっぱい歩いてるなぁ」と、常日頃の元町公園付近が頭に浮かんでくるような気分にもなりました。