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【横浜街歩き/元町・中華街エリア】三渓園の秋 その2 外苑地区(再掲)
秋の三渓園、内苑地区に続いて外苑地区の様子をご紹介します。
(2018年秋に掲載した記事を、分割して再掲しました)
外苑地区
三重塔
三渓園のシンボルである三重塔(1457年建築、1914年に三渓園へ移築)へは、三渓記念館傍に道があります。
階段の先に二手に分かれた道の左側へ進むと三重塔方面です。
右側に進むと展望台である松風閣へつながる道ですが、
現在松風閣は老朽化により閉鎖中で、三重塔の見学のみ可能です。⠀
松風閣からは、臨海部の工業地帯の様子を展望することが出来ます(2017年撮影)。
三重塔手前には「出世観音」という、なにやらおめでたい名前の観音様も置いてあります。
三重塔へ。
付近からの景観も抜群です。
初音茶屋
順路を回って三重塔付近を通過すると、お茶屋さんが続くエリアに入ります。
以降に「三渓園らしい」風景と共に続くのは、かつて無料のお茶がふるまわれていたという初音茶屋など、史跡として遺された部分にもそれが反映されている形の一帯です。
旧東慶寺仏殿/矢箆原家住宅
初音茶屋から橋を渡って奥に進むと
東慶寺仏殿と矢箆原家住宅があります。
北鎌倉にあるかつての”縁切寺”、東慶寺の仏殿は、1907年=明治40年に三渓園に移築されました。
その隣にある旧矢箆原(やのはら)家住宅は、合掌造りの住宅です。
ダム建設によって一帯の水没が決まった昭和の半ば、三渓園へと移築されました。施設内の重要文化財の中では唯一内部見学が可能で、ボランティアスタッフの方が案内してくれます。
一階には今でも薪がくべられた囲炉裏(矢箆原家の居住空間)や水場、夫妻の寝室や応接間のような私的な空間と、来客用の書院造で作られた部屋等が大体半々で作られています。
割と急な階段を上って進む二階(屋根裏)は、かつて養蚕のために使われていた空間で、現在は矢箆原家で使われていた農具の他、養蚕のための道具が展示されています。⠀
正門方面へ
ぐるっと一周周った後、お茶屋さんである待春軒を過ぎると、
すぐ隣には燈明寺本堂
大池にかかる観心橋を過ぎると、
ほどなく、スタート地点である正門付近に到着します。
アクセス・開園情報
開園期間 | 12月29日~31日までを除く9時~17時(最終入園16:30) |
アクセス | 公式サイトに詳しい経路案内があります |
入園料 | 大人(中学生以上)700円、子供200円 |
割引制度 | 前売り券と20名以上の団体は100円引き |
回数券/年間パスポート | 回数券は大人:5枚3000円、子供:5枚500円。 年間パスポート:1年間2500円 |
駐車場 | 最初の2時間500円、以降30分毎100円。当日最大1000円。 |