【横浜街歩き/元町中華街エリア】横浜山手の歩き方 その1 石川町駅から

元町・中華街エリア

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【横浜街歩き/元町中華街エリア】横浜山手の歩き方 その1 石川町駅から

今回から3回にわたって、「横浜山手の歩き方」をまとめていきます。

わかりやすい5つの起点(石川町駅前、本牧通り沿い三か所、元町中華街駅前)から「横浜山手」を歩くとしたらどんな歩き方が出来るのか、そのあたりについて綴って行こうと考えているのですが、第一回目の今回は、石川町駅前を起点とした「歩き方」です。

例えばこんなルートで街歩きできますよという位の、サイト管理人=筆者のお勧めコースの紹介だと思っていただけたら幸いです!

ちなみに、起点と終点は同じ地点とすることをルールとします。今回であれば、石川町駅発、横浜山手街歩き、石川町駅着、といったルートですね。本牧通り沿いルートの場合(次回)は、来た時と同じバスで帰れるルート(もしくは乗車開始時のバス停の最寄り駅に帰れるルート)をまとめてあります。

小見出し横に付した時間は、スポット間の所要時間、あるいはこの程度時間をかければある程度しっかり見て回れるのではないかという目安の時間です。

それぞれのスポットを「ざっくり見れればいいよ!」という場合は、この時間を2/3~1/2程度(あるいはそれ以下)として計算してみてください。

 

1.大丸谷坂を上ってイタリア山庭園へ:10分程度

丸谷坂は石川町駅からすぐのところにある坂道です。

駅の元町側出口にも「イタリア山庭園行き」方面として案内が出ているので、わかりやすいと思いますが、ゆっくり歩いたとしても、10分もあれば目的地(イタリア山庭園)に到達できます。

酷暑の中を進むというような状況でもなければ、坂道もさほど苦にならないでしょう。

石川町駅から山手本通り沿い・近辺の観光スポットの傍に行ける道としては、おそらくここが最短ルートとなりますが、大丸谷坂経由のほかに、地蔵坂を登って行くコースで山手本通りへ出ることも出来ます。

地蔵坂から延々坂道を登って行くのであれば、地蔵坂の右側(関内方面行き車道沿いの歩道)から上った上で、坂の途中に分岐がある乙女坂へと折れた上で、山手214番館を見てから山手本通りへ出るというコースも取れるには取れます。

ただし残念なことに、山手214番館、現在は非公開なんですよね。

この部分をどう判断するかが一つのポイントになってきますが、道沿いから眺めるだけでも見てみたいというのであれば、地蔵坂乙女坂と上って行くルートから山手本通りへと進むのも一興だと思います。

ただし、やはり山手本通りに出た後最初の大きな見どころとなるイタリア山庭園への距離が若干あるということで、次点としてのお勧めルートとさせていただきました。

 

2.イタリア山庭園:45分~60分程度

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石川町駅から、まずは最初の目的地であるイタリア山庭園へ。大丸谷坂を経由すれば10分程度で到着出来、小一時間かけて見て回ると、割としっかり公園内を見学することができます(西洋館一館につき25分程度、庭園内10分程度計算)。

庭園内には、外交官の家、ブラフ18番館という二軒の西洋館がある他、整備された庭園があり、なおかつ快晴時には富士山が望めるなど庭園からの景観も抜群です。

山手本通り歩きのスタート地点としても締めくくりとしても、共に相応しい公園ですね。

外交官の家横には軽食が取れる、テラス席付きのレストラン(ブラフガーデンカフェ)がある他、庭園内の所々にはベンチやテーブル付きの椅子があったりもするので、ここでの時間で、気分を「山手本通り歩きモード」に整えておきたいところです。

件のコロナ禍で外出自粛が要請されていた時期(2020年4月)は、庭園のベンチがウォーキングの「隠れ休憩スポット」みたいになっていましたというような、立地的にも居心地的にも、文句ない庭園だと思います。

 

3.イタリア山庭園から元町公園へ:15分程度(+30分)

外交官の家側からイタリア山庭園を出た後、そのまままっすぐ進むと山手本通りに出ることが出来るのですが、山手本通りに出た後は、イタリア山庭園方向を背にして左側に進むと、西洋館が立ち並ぶエリアへ向かいます。

カトリック山手教会の聖堂や、フェリス女学院のカイパー記念講堂モルモン教の山手教会=末日聖徒イエス・キリスト教会山手ワードなど、住宅街の中に建てられた特徴のある建物や、道中所々から望める高台からの風景等がこの区間の見どころです。

山手本通りは、概して歩道の道幅が狭いので歩きにくい通りであることが難点なのですが、緩いアップダウンのある道を10分~15分程度歩くと、やがて元町公園へ到着します。

表題にある()内、+30分とは、山手本通りから少し下ったところにある、山手公園で過ごす時間を加味した場合の時間です。ちなみに山手公園は、山手本通り沿い、カトリック山手教会の手前にある”山手公園北側入口“交差点を、進行方向(元町公園方面)に対して右側に下ってすぐのところにあります。

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【横浜街歩き/元町中華街エリア】山手公園 1870年=明治3年に日本初の洋式公園(=洋式公共庭園。運動が出来る洋式公園としては、1868年に造られた神戸の東遊園地が日本初。遊園地=公園の意)として作られ、日本で初めてテニスがプレイされた公...

山手公園自体はそんなに大きな公園でもないので、ぐるっと公園内中心部を見て回るだけならそこまで時間はかかりません。せっかく来たのであれば寄っておくのも一興ではないかと思わなくもないので、寄ることを込みで考えてみてはいかがでしょうか、といったところですね。

横浜山手テニス発祥記念館と、現在テニスコートのクラブハウスとなっている旧山手68番館の中に少しだけ入ってみる程度の見学をプラスしたとして、30分くらいあれば見て回れるかなぁ、というざっくりした計算で、30分としてみました。

 

4.元町公園:60分程度

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【横浜街歩き/元町中華街エリア】元町公園 元町側入り口付近「ジェラール水屋敷の貯水槽」 元町商店街側入り口付近から。写真つきあたりが元町公園の中央の入り口、左側は「ジェラール水屋敷の貯水槽」です。 開港期の元町公園一帯は、...

元町公園エリアの見どころは、三つの西洋館(ベーリックホール、エリスマン邸、山手234番館)です。一館あたり20分で計算すると、丁度一時間で三館を見て回れます。

山手本通り沿いからは「通りに沿った部分のみが公園化されているのかな」という感じに見えたりもします。道の両サイドに西洋館があり、ベンチが置かれた一帯には桜が植えられ、見映えのする白い電話ボックスが置かれたりしているので、季節によっては、通り沿いを歩いているだけで割とお腹いっぱいみたいな気分になれたりもするんですよね。

ですが元町商店街側から元町公園に入ると、公園入り口に近い部分にプールがあったり弓道場があったりする他、丘の斜面部分に造られた公園らしく、公園の両サイドには、貝殻坂額坂という二本の坂が通されていることがわかります。

元町から山手本通りへ向かうの丘の斜面部分もちょっとした散策コースとなっているので、山手本通り沿いのどこかおしゃれっぽいイメージは、あくまで元町公園の一側面を見ているだけなのかも、なんて気分になったりもします。

ただし、結局はその一側面が、元町公園が持つ大きな魅力となっていることもまた事実だろうということで、初回訪問時や、初回ではなかったとしても見どころのみを抑えておきたいというような場合に見るべきスポットは、やはりほぼ山手本通り沿いに固められています。

冒頭で記したように、一帯の目玉はやはり三つの西洋館、ベーリックホール、エリスマン邸、山手234番館です。

他、エリスマン邸前には西洋館の喫茶店・えの木ていがあり、電話ボックスの斜向かいあたりには横浜山手聖公会(英国教会系の教会です)の聖堂がある点も、大きな魅力でしょう。特に春の桜、秋の紅葉期には、元町公園近辺は、山手本通り沿いでも有数のフォトジェニックスポットとなります。

 

5.元町公園から港の見える丘公園へ:10分程度(+30分~45分)

元町公園から港の見える丘公園までは、早歩きで進めば5分もかからないでしょう。ゆっくり目に歩いたとしても10分程度で到着出来ますが、この一帯はイタリア山庭園から元町公園へ進むとき以上に見どころが多かったりもするので、ゆっくり目に歩いて進みたい道でもあります。

道沿いにあるのは山手資料館横浜山手聖公会外国人墓地山手十番館岩崎博物館(旧ゲーテ座)、近いところにあるのが横浜地方気象台アメリカ山公園などです。

元外国人居留地を思わせる施設や、その雰囲気を促進している施設目白押しな一帯です。

通常時であれば、山手資料館、横浜山手聖公会、外国人墓地、横浜地方気象台、岩崎博物館、全て見学可能な施設です。ただし聖公会は「見学」ではなく礼拝という形での入場となり(館内写真撮影不可)、横浜地方気象台は平日のみの公開、外国人墓地は土日祝日のみの公開となります。

歴史的な経緯が一帯にもたらした施設等としては、幕末~維新期にかけて英軍の陣地があったことが命名の由来となっている陣屋坂や、陣屋坂沿いにある外国人学校・横浜インターナショナルスクールなどが挙げられます。

早々に目的地を目指して行こうという歩き方で進むよりは、多少ゆっくりめに歩いて行きたいところですね。

 

6.港の見える丘公園(60分~90分程度)

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【横浜街歩き/元町中華街エリア】港の見える丘公園 1863年=文久三年に始まった下関戦争を契機として、"港の見える丘"が英仏両軍の駐屯地となったことが、一帯にとっての近代のはじまりにあたる出来事です。 その後、生麦事件の発生によって...

単純にウォーキングの目的地、あるいは中継点として考えるのであれば滞在時間は5~10分程度で充分かもしれませんが、一応一通り見ておきたいという話しになると、見どころの多さは横浜山手の公園の中でも随一です。

横浜市イギリス館山手111番館という二館の西洋館がある他、イギリス館前にはローズガーデンがあり、ローズガーデン隣111番館隣にも花壇があり、公園の奥には二つの文学館(大佛次郎記念館神奈川近代文学館)があり、展望台の前にはホテルも作られているという、横浜山手の表玄関のような公園です。

山手本通り歩きの締め、あるいはスタートに相応しい公園ではあると思います。

 

7.帰路

主なところを見繕っても、幾通りか選択肢があります。

1.港の見える丘公園を出た後、目の前から始まる谷戸坂、あるいは公園内のフランス山地区をそのまま下り、元町商店街(or元町仲通り)・石川商店街=アイキャナルストリートを歩いて石川町駅に向かうルート

2.外国人墓地前まで歩いて右折、アメリカ山公園から元町中華街駅改札前に出て、そこから元町商店街・アイキャナルストリート等を歩いて石川町駅に向かうルート

3.外国人墓地の横から見尻坂を下った後、元町商店街・アイキャナルストリートを歩いて石川町駅を目指すルート

4.山手本通りをフェリス女学院(中学・高校)横まで歩き、フェリス坂を下って元町交差点傍に出て、アイキャナルストリートを歩いて石川町駅を目指すルート

5.山手本通りをそのまま折り返してイタリア山庭園まで歩き、来た時と同じ大丸谷坂を下って石川町駅を目指すルート

6.山手本通りを来た時より少し先まで歩き、乙女坂→地蔵坂と下って石川町駅を目指すルート

等々です。

「山手本通りは一回歩いたからもういいや」という場合は、上記の1~3のルート、もう一回山手本通りを歩いて帰りたいという場合は4~6のルートがオススメです。

どちらで進んでも、正直実際にかかる時間自体はそう変わらないんじゃないかと思うのですが、たくさん歩いたし帰り道少し休憩してから駅に向かいたいというような場合は、1~3のルートで元町商店街を歩いて帰りつつ、落ち着けそうな喫茶店等に寄って行くというルートがいいんじゃないでしょうか、といったところですね。

帰路の参考になりそうな、付近の商店街の概略等については後日アップします。

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