地方・地域の話題(書評)

【まんがレビュー/地方・地域の話題】ちさこ『北陸とらいあんぐる』

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ちさこ『北陸とらいあんぐる』(角川メディアファクトリー、2020年3月現在月刊コミックフラッパーで連載中)

概要

ジャンル 北陸三県(2巻からは四県)のローカルネタ4コマまんが。2020年3月現在、単行本で3巻まで既刊。
登場人物等 東京にある全寮制の女子校に入学した3人の女の子、石川県出身の加賀ひまりちゃん、富山県出身の黒部りつちゃん、福井県出身の越前和花ちゃんという三人の女子高生が中心となって、北陸三県のご当地ネタが展開されます。コミックス2巻からは、さらに新潟出身の生徒会長・上杉先輩が登場します。

 

あらすじ/感想

生徒が多国籍なのが特徴となっている学校で、なんと北陸三県の出身者がたまたま最初の友達になってしまった、そのまま意気投合! という感じで物語は始まります。

すごくざっくりですが、加賀ひまりちゃん=いいところのお嬢様風(緩くウェーブがかかっているようにも見えるセミロング、所々でポニーテール)、黒部りつちゃん=活発な女の子風(ショートカット)、越前和花ちゃん=純朴な女の子風(ロングのツインテール)、といった感じです。

それぞれの県民性を良く知る地元民であれば、ぱっと見で察することが出来る何かがあるのかもしれません、ということは、北陸三県に疎い読者がみたとしてもなんとなく察せられます。

ところどころに不意打ち的に(二巻以降は割と隙あらば)百合っぽい描写が入ってきたりもするので、その系統のまんがが好きな人であれば、一冊で二度おいしい感じで北陸三県が楽しめたりもするのではないでしょうか。

全体的な特徴としては、色々地方雑学や方言ネタなどもあるのですが、おみやげ物から名物、常日頃の食に至るまで、北陸はとにかくこれでもかとばかりに食が充実しているように思える描写が続きます。

夏休みで帰省した後の地方名産品だらけのお土産パーティー回あたりは特に華やかですが、何を食べてもおいしそうな一帯から、とにかくこれでもかとばかりにおいしそうなものが乱れ打たれます。

読む時間を間違えると大変なことになりそうな漫画でもありそうですが笑、あとはローカルネタとは切っても切れない、お祭りネタですね。

金沢百万石祭り、おわら風の盆、三国(みくに)祭りといった有名どころがきちんと紹介されていたりと、身近なところから北陸三県がしみ込んでくるような気分になれるご当地漫画です。