この記事を読むのに必要な時間は約 2 分35秒です。
【青春18きっぷの旅/三日目】新潟駅から弥彦駅へ(越後線・弥彦線乗車)
朝の新潟駅から、越後線へ
新潟駅前にて
”青春18きっぷの旅”三日目は、越後線・弥彦線と乗り継いでまずは弥彦神社、次いで弥彦山へ向かう予定を立てていた日です。前夜チェックインしたホテルの部屋にて起床後簡単に朝食を済ませた後、ホテルをチェックアウトし、早め早めのスタートで弥彦を目指すことにしました。
この日の電車での移動は、新潟駅から弥彦駅までの路線のみなので、前日とは打って変わって、やや移動にはゆとりを持てる日です。
朝から夏っぽく晴れ渡った爽やかな一日の幕開けは、外に出るなり一気に目が覚めていくのを感じた新潟駅前からはじまりました。
昨年夏、一昨年夏もこの地に降り立っているので、ご無沙汰というよりはちょっと懐かしい駅前風景でもあったのですが、それでもやはり「新潟名酒」と地名の入った看板を見ると、改めて、その場にいること自体に新鮮さを感じさせられます。
乗り継ぎを繰り返す日程の中でご当地感を感じるのも、18きっぷ旅の楽しみの一つです。
新潟駅構内
JR新潟駅は、正面の改札がそのまま一番線ホームにつながっているため、改札の外から同じ高さにそのままホームが見えるという独特の構造を持っています。新潟駅のこの構造自体は昭和の頃からのものだったと記憶していますが、現在駅の工事中ということで、一番線ホームは閉鎖中でした(2022年6月現在も工事が進行中ですが、この構造を持つ駅舎は既に無くなっています。参考:新潟市公式サイト “万代広場整備事業 進捗状況“)。
きちんとわかりやすい誘導があったこともあって迷うこともなく目的ホームに着くと、乗車を予定している9:22発吉田行きは既に表示されています。
思えば前日は日中延々電車に乗っていたのですが、この日はこの越後線・弥彦線乗車が唯一のローカル線乗車です。旅行中の”お休み”気分に浸りつつ、ゆとりを持ってローカル線乗車を楽しむことにしました。
越後線車内からの風景
新潟駅出発後、しばらく首都圏近郊のような風景の中を走った後で現れたのは、”越後線”の路線名からイメージしていた風景そのものでした。内野西が丘駅より先が田園地帯となって、その先にある弥彦駅方面へと進んでいきます。
新潟駅出発後、沿線が田園地帯になってから着いた最初の駅は、越後赤塚駅です。
越後線はその後も、田んぼと田んぼの間に時折川が流れ、その向こうから徐々に山が近づいて来るという風景の中を走って行きました。
前年ドライブ旅で目的地とした津南町とその近郊を思い出すような、のどかな風景が続きます。
弥彦線・弥彦駅
JR吉田駅で越後線から弥彦線に乗り換えて二駅、この日の目的地であるJR弥彦駅に到着です。
駅構内の雰囲気が神社風だったことによって”越後線・弥彦線走破”気分が味わえたりもしましたが、
改札の外から弥彦駅を見てみると、より一層社殿風に見えます。
駅名表示を隠してしまえば「これがJRの駅だ」とは中々わからないんじゃないかというような駅舎ですが、この日のローカル線乗車は弥彦駅下車で終了です。以降は弥彦神社を参拝するにあたって予め用意していた御朱印帳と共に、弥彦神社(公式サイト)+”街歩き旅”に移行しました。