港町から港町へ、日帰りの”街歩き”旅
羽田空港発
旅のスタートは、朝6時台の羽田空港です。
まずは空路にて、大阪伊丹まではJALの始発便を選択しました。
ところで、早朝発の空路スタートの場合。毎度やや面倒なのが往路の空港までの移動です。
既にYCAT発のリムジンや根岸線は動いているものの、もちろん市バスは始発前で、かつ、早朝(5時以前発)のタクシーって予約が取りづらい上に元々割高です。
そんなこんなで”はじめの一歩”が案外悩ましいポイントとなってしまうんですね。
この点、ありがたいことに空港最寄りの駐車場には料金の上限設定がされているということで(JALの場合はp2が最寄りで、一日最大1500円です)、早朝発の日帰り旅の場合、どうしても車移動に流されがちとなるのですが、今回もそのご多分に漏れず、空港までは車移動を選択しました。
早朝の首都高経由で羽田空港到着後、早速搭乗手続きを済ませて搭乗口付近まで。
搭乗後、座席について感動したのは、椅子の背面にディスプレイが用意されていたこと。以前によく飛行機を利用していた時期(平成中期、特に00年代)のことはあまりよく覚えていないのですが、
概ね1時間程度の搭乗だったということもあって、つけっぱなしにして現在地等々の情報を教えてもらいつつ、機内での時間を楽しむこととしました。
窓の外を見る感覚で現在位置を確認できるという、中々素晴らしいサービスですね。
参考
伊丹空港から、神戸三宮駅前へ
大阪国際空港(伊丹空港)着
ということで、割とあっという間に大阪の伊丹空港(大阪国際空港)着。
空港からの行先案内表示には”いかにも関西”という地名・施設名がずらっと並んでいた他、搭乗口と空港出口を結ぶ通路沿いには、大阪(京セラドーム)を本拠地とするオリックス・バファローズの大きい広告も出ていました。
関西方面への旅自体が実に久しぶりだったし、そんなこんなでど真ん中に宮城投手と現・ドジャースの山本由伸投手が映っているバファローズの広告見た時には、一気に気持ちを持っていかれました。
バファローズの球団歌(※)が頭の中で勝手に再生され始めた瞬間でもありましたが 笑、「関西来たぜ~!」って気分は否が応でも盛り上がります。
参考
- ooodennnチャンネル “オリックス・バファローズ 2022 SKY 日本一記念PV“(※)
三宮エリアへ
伊丹空港からは、神戸三宮駅前までのリムジンバスが用意されています(※)。乗り場が分かりやすいかどうかやや不安だったのですが、割と分かりやすく、チケット売り場もすぐ傍にありました。
バスに乗車後、車内の「大阪伊丹空港発、神戸三宮行き」という表示が”オリックスバファローズ広告”からの追撃になったという形で、再びテンションアップ。
リムジン降りたら、いよいよ港町神戸の中心地、神戸三宮エリアです。
とはいえ、伊丹空港-神戸三宮間、実は(?)結構離れています。
上の地図中、青丸が伊丹空港付近、”神戸市”と書かれたあたりが神戸三宮駅付近です。
通常時で約40分、道路状況によっては小一時間かかるということで、羽田・伊丹間より少々早いか、あるいは大体同じくらいの移動時間がかかる計算ですね。リムジンの乗車時間だけ見たらまあそんなものかとは思いますが、“羽田・伊丹”間の移動が1時間程度だったことと併せると、やや感覚がバグってしまいがちになる部分かもしれません。
この時は特に、乗車前に運転手さんに「今日は高速道路が混んでいるので、ちょっと時間がかかっちゃうかもしれないね」みたいなことを教えていただいたのですが、「了解です、ありがとうございます」ということでリムジンでの時間を楽しみつつ、
定刻より多少(?だった記憶があります)遅れる程度の乗車時間で、神戸三宮駅前に到着しました。
ところで”神戸の三ノ宮”は、三ノ宮なのか神戸三宮なのか、それとも三宮なのか。
JRの駅名は三ノ宮駅、神戸市営地下鉄の駅名は三宮駅、阪神電鉄と阪急電鉄の駅名は神戸三宮駅だということで、正直どれでも通用しそうな気はするのですが、地域全体を指し示す通称名としても機能しているのは”三宮”で、中心地の町名が中央区三宮町、由来については現在も同地にある三宮神社ゆかりの町名であるようです。
以下、”三宮”を中心として、適宜使い分ける形で進めて行こうと考えています。
参考
- 空港リムジンバス公式サイト(※)
- 日経新聞 “三宮のJR駅 「三ノ宮」の理由(謎解きクルーズ)“
- 三宮神社公式サイト “神社について“
神戸三宮エリア着
ということで、思った以上にあっという間に”神戸三宮”に到着しました。
真正面には”ポートライナー三宮駅”、左側の高層ビルには”阪急 神戸三宮駅”の表示があります。
バス停の目の前は付近一帯の大動脈(国道2号線から伸びた県道21号線)、周辺一帯もビルだらけだったことから、第一印象は「うわ、めっちゃ都会じゃん!」というものではあったのですが、よくよく見るとビルの奥には山影が視認出来ます。
地理的には臨海エリアのすぐ北側からが山間部となっているようで、神戸三宮駅の北部には、摩耶山という山があるようですが、摩耶山の東隣には六甲山があって、摩耶山・六甲山の更に北部には、有名な有馬温泉が位置しています。
こういう、都会は都会なんだけど、自然とも共生していることを感じさせる街、個人的にはかなり好きです。ビルの向こうにさらにビルが連なるか、それとも山が見えるか(あるいは海へと続いていくか、等々)で、イメージが全く変わってくるんですよね。
到着後早速海沿いエリアへ向かうためということで、バス停から少々移動する最中にも、今度は大きく”阪急”、その下に”阪神電車 三宮駅”の広告がありました。
よく見ると、その間に”大阪・梅田・難波・奈良・姫路”とあり、さらにその隣には”神戸三宮””奈良へ””なんば”とあって、手前道沿いには阪神高速の案内表示と、大阪方面、姫路方面の案内も出ています。
“地名入り広告”のオンパレードですね。
気分は早くも旅先モード全開になったという朝の神戸三宮駅前から、神戸街歩きスタートです。
参考