箱根湯本発、「七福神めぐり」へ
畑宿バス停傍の大黒天=守源寺
箱根湯本駅にて「箱根旧街道1号線きっぷ」購入後、早速七福神めぐりへ。
最初の目的地は箱根登山バス旧街道線・畑宿バス停傍にある、大黒天=守源(しゅげん)寺です。
畑宿の一里塚があることでおなじみ畑宿は、箱根の名産品である箱根細工(寄木=よせぎ細工)の発祥地であるといわれていますが、所々に江戸時代(場合によってはそれ以前)の名残りを強く感じさせる何かがあるという辺りも、観光地・箱根の大きな魅力ですね。
新型コロナウイルス感染症対策ということで、残念ながら騒動勃発以来各地の神社・お寺の御朱印は切り売りになって久しい状態が続いていますが、”寄木細工のふるさと”畑宿の大黒天・守源寺についてもご多分に漏れず。
「御朱印はこちからお取りください。初穂料(=代金)は賽銭箱へお願いします」という形の完全セルフでした(今回の七福神めぐりでは、唯一御朱印を有人で扱っていた箱根神社の例外を除くと、全てこの形でした)。
布袋尊=興福院
大黒天の次に目指したのは、元箱根エリアにある恵比寿神=箱根神社と布袋尊=興福院です。
まずはバス停に近かった布袋尊=興福院から先に参拝することにしました。
箱根七福神は、原則としてどこも大きな通り沿いに赤い旗が立てられているので、近くまで行くことが出来れば割とわかりやすいと思います。
興福院への道、さらには御朱印を頂ける場所についても然り。
「通常並みにわかりやすく」とはいかない部分がありましたが、それでも”多少わかりにくいかもしれない”程度でした。
恵比寿神=箱根神社
布袋尊=興福院に続いては、恵比寿神=箱根神社(公式サイト)へ。
湖の向こう側には元箱根港傍の鳥居(箱根神社の第一鳥居)が見えているのがわかりますが、
やや雲が多め、風が強めの芦ノ湖を眺めながら、湖畔沿いの道を歩いて進みます。
参道の入り口にあるのは、第二鳥居(参考:箱根神社公式サイト “境内案内“)。
壮観な杉並木が名物である、本殿へと進む階段へ。
参道と本殿間の高低差は、約4万年前の箱根山の大噴火が作り上げました。
約4か月ぶりとなった今回の箱根神社詣で。「そういえば、このくらいが本来の混み方だったっけ?」というような盛況ぶりで、特に前回訪問時と比較するとその違いが顕著だったのですが、
参拝後にはさらに参拝者の列が伸びていました。