七福神巡りの後で
箱根レイクホテルにチェックイン
日中いっぱいかけたという、七福神巡りの後。
小涌谷から箱根湯本までは箱根登山電車で、その後は箱根登山バスを利用する形でこの日の宿である箱根レイクホテル(公式サイト)まで戻り、荷物を置いて施設内の温泉へ向かうことにしました。
チェックイン後、まずは室内へ。
片隅でインテリアと化している洗面台は、レイクホテルの敷地内で湧いた湧き水を使用した洗面台で(水道水は飲用に浄化されています)、一見すると「ただのおしゃれな壁」に見える壁は、間接照明となっています。
消灯後にここの電気だけを残しておくといい感じに眠気を誘われるという、部屋の二か所から操作できる照明ですね。
参考:箱根レイクホテルが24年3月31日で閉館。25年12月より”RETONA HAKONE”オープン
箱根の夕暮れ
そんな客室の外は既に夕刻で、日は既に箱根の山々の向こう側に落ちてしまっていますが、写真左側中央部、車であればホテルからほぼ目と鼻の先と言った距離のところには、かすかに芦ノ湖が見えています。
日本海側のエリアであればそろそろ水平線の向こうに陽が沈む瞬間を見られる時間帯ですが、日帰り箱根旅であれば、この時間帯は帰路の東名高速に乗っているか、あるいは西湘バイパスから国道134号線を目指している頃でしょうか。
ゆっくりめのプランだったとしても、東名高速に向かう国道138号線沿いにある御殿場の日帰り温泉・富士八景の湯(公式サイト)に向かっている、あるいは立ち寄っている頃ではありそうです。
そんな時間をゆっくり箱根で過ごすことができるというあたりは、やはり箱根泊の大きな魅力ですね。
一日楽しんだ後、”いつもの場所”への移動時間を丸々旅先に抱えてもらっている感を味わえるのも”泊まり旅”ならでは。
その思いは日の傾きと共に強くなり、やがて日没と共に薄れていきました。
朝食と、朝の箱根
明けて翌朝。
朝食は通常ならバイキングだったようですが、やはり新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を取っている最中だということで、基本は定食、スープやパンなど一部がバイキングという形式でした。
食後の時間は前庭にて。やはり箱根の朝は空気がとてもおいしかったですが、
この日は大涌谷詣でを予定に入れていただけに、雲の多さがやや気になりました。
ずっとこれだと大涌谷から富士山が見えるかどうか、難しいところですからね。
芦ノ湖方面も、曇り空の下で前日夕方の寂し気な表情とは違った顔を見せていますが、やはり箱根の朝から始まる一日、曇り空の下でも気分は爽快です。