弥彦神社参拝から、弥彦ドライブへ
スカイラインとシーサイドライン
弥彦神社参拝後。
ドライブで弥彦山スカイライン(弥彦観光協会公式サイト “弥彦山スカイライン“)・越後七浦シーサイドライン(にいがた観光ナビ “越後七浦海岸“)と抜けるルートを取って、新潟駅方面を目指しました。
弥彦山スカイライン(県道561号線)は、弥彦神社のふもとから弥彦山の山頂へと向かい(上記マップが入り口付近です)、さらには岩室温泉(越後線の岩室駅が最寄りの温泉地)付近へとつながっているという、全長10キロ強(13.7キロ)のドライブコースです。
スカイラインを降りた後に海沿いへ、県道55号線経由のルートを取ると、そのまま道なりに越後七浦シーサイドライン(国道402号線の一部区間)へとつながります(上記マップは県道55号線と”シーサイドライン”の交差点です)。
総じて、山頂からの風景ののちに海岸線ドライブが楽しめるという、格好のルートが用意されているんですね。
弥彦ドライブ、スタート
弥彦山スカイライン
この日の朝弥彦神社に参拝したときの様子では、やや山頂付近の天候が怪しげにも見えたのですが、厚い雲が流れていく様子は、スカイラインに向かう途中の道からも見えていました。
ただし実際にスカイラインに入った後、ふもと付近ではまだ明るい空が見えていました。
スカイラインには徒歩の人や自転車の人も結構います。
“スカイライン”という通称名からはややイメージしにくかったのですが、自動車専用道路の指定があるわけではないので、徒歩や自転車での利用があったとしても不思議はないコースではあります。
しっかりウエアを着こんでロードバイクに乗っている人にとって走り甲斐のある道なのかもしれませんが、この日は早朝から悪天候を思わせる雲行きで始まった一日です。
山頂に近づくにつれ、それでも見えていた青空に雲が目立つようになり、
青空がすっかり消えてしまうと、
霧がかかりはじめ、
道路状況は、当たってほしくなかった予想通りになっていきました。
とはいえ、この日はこの後晴れる予報だったので、天気は徐々に回復に向かいました。
真横に見えるのは日本海の海岸線です。
スカイラインという名前からイメージされるようなドライブコースも無事楽しみながら、やがて山頂へ。
弥彦山山頂付近
去年の夏以来、約一年ぶりの弥彦山山頂です。
前回訪問時には「いつかアジサイの季節に来てみたい」なんてことを思った記憶がありますが、幸運にも、早くも実現の時が訪れました。
弥彦山の公式Twitterによると、丁度今の時期(6月の終わり)が見ごろのようです。
そのお勧め通りに、見ごろのアジサイと日本海の風景を楽しむことが出来ました。
青空の下の日本海を背景に”山頂の紫陽花”、絵的にはちょっとした天上界を思わされますね。
アジサイの向こうの日本海には、うっすらと佐渡島の島影も見えています。
“荒海の向こうの佐渡”といえば、北原白秋の童謡”砂山”の世界が思い浮かびますが、あれが日本海ならこれもまた日本海。
白秋の世界で謳われているどこか寂しげな日本海・佐渡島に対して、この時の風景にはその真逆の眩しさがありました。
・・・などと物思いに耽りつつも、パーキング利用時の現実的な注意点としては、トイレ問題が挙げられます。
スカイライン側からトイレを利用するためには、平日休業中(土日祝のみ営業)のお店の中を通る必要があるので、現在平日にはここでトイレ休憩を取ることが出来ない状態になっています。
この点には注意が必要かもしれません。
越後七浦シーサイドライン
弥彦山スカイラインを走破した後に現れるドライブコースは、横に日本海を見ながら走る、越後七浦シーサイドラインです。
スカイライン側から下って新潟駅方面を目指す場合、
左手に日本海を見ながら進みます。
道中には海水浴場の駐車場が点在するので、
ドライブ中の気分次第で車を停めることが出来る点は、とても便利です。
思ったタイミングで車を停めて、海岸の風景を楽しめます。
海岸線は少々寂しいことになっていたのですが、これも結局のところ、おそらくは新型コロナの影響ですね。
かなり潮が満ちてきています。シンプルに、迫力がありました。
右手には防砂林や畑、左手には日本海と海岸線を望みながらのドライブは、シーサイドラインが終わってからも続きます。