【00年代の札幌】札幌市円山球場(円山公園内、円山動物園隣)

東北/北海道
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円山球場で高校野球・地方大会観戦

about 円山球場 

札幌市円山球場は、1935年(昭和10年)に開場した、札幌市中心部からもほど近いところにある丸山公園内に作られた野球場です。

総合運動場内に、陸上競技場、テニスコートと共に設置されています。

北海道日本ハムファイターズが本拠地をエスコンフィールドに移した今となっては“今は昔”感も更に一段アップしましたが、かつての本拠地・札幌ドームが出来るまでは初夏の巨人戦が地域の風物詩であったなど、プロ野球の公式戦にもなじみが深い球場として親しまれてきました。

札幌ドーム完成以降は交流戦やイースタン(二軍)の試合が不定期で行われたほか、高校野球の地区大会をはじめとしたアマチュア野球を中心として使用されているようです。

ナイター設備がないため、日中の利用(デーゲーム)に限定されます。

参考

決勝再試合翌年の駒大苫小牧高校 -vs北照高校-

07年の夏、札幌市円山球場にて、初の観戦機会に恵まれました。

本当にたまたまその時期の札幌にいた上、その日のその時間帯だけが空いていたという文字通りの”スキマ時間”に入っていたのは、南北海道大会地区予選、駒大苫小牧高校vs北照高校の一戦でした。

双方とも甲子園出場経験校であり、かつ知名度は共に全国区という、地方予選の好カードですね。

特に駒大苫小牧高校は、史上初の夏の甲子園三連覇をかけて”ハンカチ王子”斎藤佑樹投手の早稲田実業と決勝を戦った、その試合が史上2度目の決勝引き分け再試合となったのが06年、つまりは前年のことでした。

この年のチーム自体、後のメジャーリーガーであり名球会投手であるという田中”マー君”卒業の翌年のチームでしたということで、2年生以上は”去年の夏”も”マー君”も知っているチームだったんですよね。

そのチームの地方予選を「観れる」とわかった瞬間、テンションが爆上がりしたことを覚えています 笑。

試合前練習を観ている時点でどこかテレビ中継を見ているような気分になったことを思い出しますが、

いざ試合が始まれば高校野球ならではといった応援合戦を楽しむことなんかも出来て、大満足の観戦だったことを思い出します。

内野席こそ満員状態だったものの、解放されている外野席は結構ゆとりをもって見れる状態でした。

試合自体は終始駒苫側がリードする展開で、最終的に6-1で北照高校を下します。

余談として、この年(07年)の駒大苫小牧高校は結局このまま南北海道大会で優勝し、甲子園出場を決めるのですが、残念ながら一回戦で広島代表の広陵高校に4-5で惜敗。

4年連続決勝進出はなりませんでした。

余談の余談として、この年の広陵高校はのちに明治大学から広島カープ入りする野村祐輔投手と、のちに同志社大学から社会人野球の日本生命経由で読売ジャイアンツ入りする小林誠司捕手を擁して決勝へ進出。

“がばい旋風”が話題となった佐賀北高校に、奇しくも4-5で惜敗しています。

参考

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