アニメ・マンガの情報拠点@新潟市中央区
新潟市アニメ・マンガ情報館
万代シティビルボードプレイス2

萬代橋・八千代橋間の信濃川右岸沿いに位置する大型商業施設、万代シティビルボードプレイス“2”一階にあるのが、新潟市マンガ・アニメ情報館です。
入り口隣にはFM新潟のサテライトスタジオが置かれているなど、ぱっと見でそれとわかるクリエイティブな空間となっていますが、現在もサテライトスタジオではレギュラー番組の生放送が行われているようです。

“ラジオの隣に二次元創作+ゲームコーナー”という構成も、どこか二次元コンテンツ全盛期の秋葉原を彷彿とさせる取り合わせですが、マンガ・アニメ情報館では常設展示の他企画展も催されています。
この時は“絵師100人展”という、産経新聞社主催で2011年以来毎年開催されているという人気イベントが開催中でした。

マンガ・アニメ情報館の入口は、”万代シティBP2″入り口から入ってすぐのところです。
参考
- 万代シティビルボードプレイス公式サイト “FM-NIIGATA万代シテイサテライトスタジオ“
- 【開港都市の風景/2021新潟】萬代橋と信濃川(国指定重要文化財と新潟の今昔)
- 新潟市マンガ・アニメ情報館 “公式サイト“、”公式X“
- FM新潟公式サイト “SOUND SPLASH“
- 絵師100人展 “公式サイト“、”公式X“
- 【変わりゆくアキバ】秋葉原が”オタク”の街だったのって、果たしてどの程度の期間?
アニメ・マンガ情報館、館内へ

常設展示エリアの入口と、

企画展示エリアの入口です。

公式”守り神”の二人も入口でお出迎えしてくれていますが、残念ながら企画展示エリアの撮影はNGでした。
参考
- 絵師100人展公式サイト “Guardian“
常設展示エリア

常設展示エリアの一角を占めるのは、新潟出身の作家さんとその作品の紹介で構成されているコーナーです。
ある程度わかっていながらも毎度圧巻となってしまうのは、著名作家さんの新潟出身率の高さですね。
“イニシャルD”や”バリバリ伝説”のしげの秀一さん、”おそ松さん”他の赤塚不二夫さん、

“新潟の漫画家さん”といえばこの人、というくらいには名前の挙がる作家さんの一人である、

“うる星やつら”、”めぞん一刻”、”犬夜叉”等々の高橋留美子さん。
他にも”ドカベン“等々の水島新司さん、”柔道部物語”や”What’s Michael?”の小林まことさん、”るろ剣”の和月伸宏さん、”奇面組”の新沢基栄さん、”ゴッドハンド輝”の山本航暉さん等々。
別ジャンルでは『徳川家康』や『小説太平洋戦争』でおなじみ小説家の山岡荘八さんや、国内バラエティ系YouTuberの草分けともいえるヒカキンさん等々も、やはり新潟出身なんですよね。
どうしてこうもクリエイティブな分野の人材が豊富なのか。
新潟県内発信の自己分析評曰く、「雪国であること」とも関連しているようです。
参考
サポートキャラクター/来場者

アニメ・マンガ情報館の入り口に架けられた看板にも描かれていた二人は、それぞれ“花野古町”ちゃんと“笹団五郎”くんです。
新潟市の二次元コンテンツをPRするためのサポートキャラクターとして活躍中ですということで、

実際に、新潟市内の名所が色々ちりばめられたアニメも作られているようです。

来場者数は、新潟県内がダントツなのは当然としても、ほぼ全国に散っている上海外からの来訪もある、地元の次には南関東勢が多かったという状況になっていました。
参考
- 古町と団五郎公式サイト “花野 古町 & 笹 団五郎とは“
- 新潟市公式サイト “「マンガ・アニメのまち にいがた」サポートキャラクター 花野古町&笹団五郎“
- ガタマニア “アニメーション古町と団五郎“
営業時間/入館料/各種割引
| 営業時間/休館日 | 11:00(土日祝10:00)~19:00(最終入館18:30)、1月1日休館 |
| 入館料 | 常設展:一般200円、中高生100円、小学生50円 このほか、企画展観覧希望の場合は企画展観覧料 |
| 割引 | 土日祝日は中学生以下無料、観光循環バス一日乗車券 or 新潟市サポーターズクラブ(新潟市公式サイト)名刺提示で団体割引適用(一般160円、中高生80円、小学生40円)他 詳細は公式サイト”入場券について“へ |
| アクセス |
新潟市マンガの家
水島新司マンガストリート傍の”マンガの家”

“水島新司マンガストリート”(通称ドカベンロード)のある古町5番町商店街の傍、ドカベンロードの”あぶさん”を背にして右斜め前方向に伸びている“版画通り”沿いに、

“新潟市マンガの家”があります。
前記した”新潟市アニメ・マンガ情報館”からは、バス利用で10分程度、徒歩で20分程度と少々距離がありますが、“新潟島”中心部に位置する古町商店街の中心付近にあるということで、ロケーション的には悪くありません。
参考
- 【開港都市の風景/2023新潟】水島新司マンガストリート(通称・ドカベンロード)
- 新潟ふるまちオフィシャルガイドウェブ “古町5番町商店街“
- 新潟市マンガの家公式サイト
マンガの家・内部へ

施設の一階は、作品紹介コーナーが中心です。
入った時に伝わる雰囲気は、漫画喫茶やネットカフェに近い感じです。
室内いたるところに置かれているのが分かるコミック用本棚の数がそう思わせている部分も大きいですが、一般のマンガ喫茶と大きく異なる点は、蔵書が新潟出身作家の作品に限られているという点と、

作品によってはその解説がボードにまとめられている点です。
漫画コーナーは二階にも用意されていますが、“全て、新潟が生み出した作家の作品である”という本棚に収められたコミックスの共通項を思えば、特に”アニメ・マンガ情報館”と併せて訪問した場合には圧倒されます。

作品の魅力の解説や大型のイラスト、登場人物紹介、フィギュア等々が置かれているほか、

超大物作家さんを含む、新潟出身の漫画家さんのサインがまとめられた一画もあります。

2階には、新潟駅前のものと同じオブジェが置かれているコミックコーナーや、

ワークショップスペース、ギャラリーが用意されています。
2階は”訪問者参加型”の色が濃いフロアとなっていますが、実際にイベントも豊富に用意されている上、漫画制作の基礎に特化した無料講座も用意されています。
捉え方に依ってくる部分もあるかと思いますが、漫画やイラストが好きな人にとっては割と夢の施設っぽい雰囲気もあるので、”マンガの家”が生活圏内にあって、なおかつ漫画制作・イラスト制作に興味があるのであれば、その場合には行かない手はないのではないか、なんてことも感じさせられる施設ですね。
参考
- 【群馬/新潟青春18きっぷ旅:二日目その8】夜の新潟駅前
- マンガの家公式サイト “企画展示・イベント“、”マンガ講座「マンガのいっぽ」“
営業時間/入館料/各種イベント情報
| 営業時間/休館日 | 11:00~19:00、休館日は毎週水曜日と12/29~1/3 |
| 入館料 | 無料 |
| 各種イベント情報 | 新潟市マンガの家公式サイト “企画展示・イベント“へ |
| アクセス |

