赤城高原SA上り
パーキングスペースの広さ/車中泊の可否
赤城高原SA

赤城高原SA(公式サイト)の収容台数は、
- 上り線が大型車25台・小型車205台
- 下り線が大型車24台・小型車216台
です。
ちょっとした休憩ももちろん、赤城高原SAの設備が充実しているため、SA訪問それ自体を目的としても楽しめます。
パーキングスペースの規模的に、車中泊も可能です。
個人的にも、初の車中泊が赤城高原SA(下り)でした。

夜が更けるにつれ大型トラックのアイドリング音が気になることがあるかもしれませんが、うるさくて仕方ないというよりは概ね「無音じゃない」という程度の聞こえ方なので、原則として耳栓を持参することで対応可能です。
SA内の電灯の明かりは、位置・明かりの強弱を問わず遮光度の高いカーテンで対応出来るので、車中泊を予定している場合、予めカーテン(丁度のサイズが無ければ、大きめ)が用意できると安心です。
私見・車中泊
車中泊が快適なSAかそうでないかの判断基準にはいくつかのポイントがあると思うのですが、うち一つはパーキングスペースの広さです。
一つの目安として、小型車=普通車の駐車可能台数が200台以上のSA・PAなら普通車での車中泊が可能な規模で、特に駐車可能台数が300台を超えるSA・PAであれば、より快適な車中泊が期待出来ます。
この基準に従った場合、関越道で車中泊可能なSA・PAは、
- 上り線:赤城高原SA、上里SA(⭐︎)、高坂SA(⭐︎)、三芳PA
- 下り線:高坂SA、赤城高原SA
です(いずれも2025年秋現在。⭐︎は駐車可能台数300台以上)。
とはいえ、これはあくまで駐車可能台数のみを基準とした”カタログ性能”的な部分からの判断に過ぎないので、このほかにSA・PA自体の持つ特性やローカルルールのほか、リアルタイムの混雑状況、季節、時間帯等々を「カタログ」に足し合わせ、諸々込みで考えた上でのプランをお勧めします。
参考
売店・レストラン・給油・その他
新潟方面から上り関越道を走ってきた場合、越後川口SA以来の”SAらしい雰囲気・広さを持ったサービスエリア”が赤城高原SAです。
売店、フードコート、ガソリンスタンドは24時間営業、レストランは11:00~15:00(ラストオーダーは閉店40分前の14:20と、かなり早い点には注意が必要です)、このほかに地元産の野菜を販売しているコーナーも、10:30~19:00まで営業しています。
ちょっと立ち寄る程度ではもったいないというくらい、面白いお店が盛りだくさんのSAとなっているのですが、レストランや産直野菜の販売のほか、例えば上りの場合は新潟土産、下りの場合は埼玉土産がそれぞれ充実しているというように、「隣県のお土産買い忘れ需要」に対応している点も、なかなか気が利いています。
野菜市場 AKAGI FARMERS MARKET

お店外のスペースを利用した産地直送コーナー“野菜市場 AKAGI FARMERS MARKET”です。

やはり”ならでは”感が強く、旅の道中気分も盛り上がります。

何はなくとも見て回りたくなって来るのが、産直コーナーの魅力ですね。
もちろん、下り線側のSAでも充実しています。
売店内の様子

売店で見かけた「おもしろ」地域限定ということでは、

福島産のもも味ポテトチップ、栃木産のストロベリーソルト味ポテトチップ(下りSA)や、

埼玉限定、焼きネギ味うまい棒(上りSA)などなど。
総じて、サービスエリア自体が観光スポットになっています。

