信越本線のオーシャンビュー区間へ
柏崎駅発
日本海の海岸線へ

早朝の新潟駅から上越線で、道中吉田駅での乗り換えを含みつつ、柏崎駅まで。
柏崎駅では食事休憩を挟んだあと、上越線から信越本線へと乗り換えました。

次の目的地である直江津駅までは乗り換えなし、乗車時間は44分です。

まずは「オーシャンビュー区間」の入り口駅、鯨波駅へ。
JR鯨波駅

鯨波駅は、下り(新潟方面行き)信越本線の場合はここまで、反対に上り(直江津方面行き)信越本線の場合はここからと言う、オーシャンビュー区間の隣接駅です。
現在は無人駅となっています。

「鯨波」と言う駅名の由来については「鯨のように高い波が押し寄せるから」あるいは「その昔は鯨がいる海岸線だったから」など、諸説があって確定はしていないようです。
ただし、いずれにしてもクジラには縁があるようで、同じ柏崎市内の「西山ふるさと公苑」(公式サイト)にはクジラのオブジェもおかれています(日本海の海岸線を夕陽ドライブ、西山ふるさと公苑)。

駅ホームのほぼ目の前のところにまで海岸線が迫っているのも、鯨波駅の魅力の一つですね。
曇天の日本海

この日の日本海は、低く垂れこめた雲や荒い波によって、どこかおどろおどろしくも見えていました。

鯨波駅から先、青海川駅・米山駅を経て柿崎駅付近まで、信越本線はほぼ海の隣を走り抜けます。
JR青海川駅

鯨波駅の次の停車駅は、「日本海に一番近い駅」JR青海川駅です。
青海川駅も鯨波駅同様、現在は無人駅となっていますが、この区間では近年駅の「無人化」が進みました。
1971年(昭和46年)に無人駅化していた鯨波駅、青海川駅、笠島駅に続き、2002年(平成14年)には後述する米山駅が無人化し、その結果「日本海沿い信越本線唯一の有人駅」となった柿崎駅も、24年3月16日以降、新たに無人駅となりました(参考:上越妙高タウン情報 “JR柿崎駅 今週16日(土)から無人駅に“)。
主には利用者数の減少が理由になっているようで、現在、近隣の有人駅は柏崎駅と直江津駅のみになった状態です。

青海川駅上り線ホーム側から下り線ホーム方向を見ると、すぐ隣が海です。
青海川駅には、2007年7月の中越沖地震の際、土砂崩れによって駅自体が埋没してしまったという過去がある一方、台風が原因となった深刻な被災は特に無いようです。後者についてはやや意外な感もありますが、中越地震後の信越本線は9月に全線で運転再開、翌2008年3月に青海川駅復旧工事が完了しています。
参考:内閣府広報誌「ぼうさい」平成20年5月号 “大地震発生!! その時、何が起こる?“
引き続き、冬の日本海沿いの風景

青海川駅から、笠島駅へ。

雰囲気はやや変わりますが、海との距離感は相変わらず。

笠島駅から米山駅へ。

低く垂れこめていた雲が流れて行ったことで、やや青空が見えてきました。
ただし波は相変わらず高いため、険しさについては相変わらず。

海が近い、ほぼ距離感ゼロのエリアの中、電車は米山駅へ。既述のように、2002年まで有人駅だった駅です。
やはり、海のすぐ隣に位置しています。

鯨波駅や青海川駅のような「相対式ホーム」が海に向かって開かれた開放感を持つのに対し、線路に挟まれた「島式」の米山駅は、海辺にありながらどこか安定した「大陸感」を纏っているように伝わります。

付近にある防波堤の隙間からは波打ち際、砂浜がそのまま望めるのですが、

「海の上を走っていない」と言うだけで、ところにより体感的な距離はほぼゼロに近くなります。
信越本線・直江津駅着

約40分ほど日本海沿いを走った信越本線は、直江津駅に到着しました。

直江津駅までは「現・信越本線」区間でしたが、
直江津駅から先は、主に「旧・信越本線」区間を進みます。

