箱根旧街道
芦ノ湖方面からだとお玉が池の少し先、反対に箱根湯本方面からだと甘酒茶屋の少し先に位置するという、
箱根登山バス・旧街道線(ジョルダン・路線図)のバス停”旧街道石畳”傍に、
“箱根旧街道”への入り口があります。
“旧街道入口“自体は湯本茶屋の一里塚傍そのほかにもあるのですが、例えばその湯本茶屋付近の事情にも見られるように、現在の箱根の山中に残された旧・東海道の跡の多くは県道732号線に沿う形で所々に点在しています。
そんな”旧・東海道”。
ここから先芦ノ湖畔に向かって延びた白水坂・権現坂では、ほぼ全ての行程が石畳の道になっているようです。
該当箇所は、現在の旧東海道=県道732号線と本来の”旧東海道”である遊歩道が分離している部分の、遊歩道側ですね。
幕末期、和宮内親王が徳川幕府14代将軍・徳川家茂へ政略的な降嫁をすることになった際、改めて整備された石畳であるといういわくがありますが(現地案内板より)、
石畳は甘酒茶屋(箱根の山中)方面から伸びて、
そのまま、芦ノ湖方面へと抜けていきます。