【”たびキュンパス”で三内丸山へ/14】”キュンパス”利用と新幹線の旅

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“キュンパス”人気と予定変更

新青森駅を出発後。

当初の机上のプランでは、東北新幹線で途中下車を繰り返しつつ東京駅発の東海道線もしくは京浜東北線の終電に合わせる形で東京駅を目指すつもりでした。

「キュンパス」での旅を決めた時、最初に漠然と思い浮かんだ移動の形がこのタイプのものだったのですが、通常利用ではまず思い浮かばない新幹線の刻み乗車旅ですね。

乗っては降り、乗っては降りて、各駅ごとに一定時間の寄り道をしつつ、次の駅に進むと。

“新幹線利用縛りをかけた18きっぷ旅”のようなものでもあるかもしれませんが、今にして思えばそれはあくまで無理なく座席を確保出来ることを前提としたプランであって、そもそも指定席の確保が危うい、なおかつゆとりある自由席も期待できないのであれば、あまり実行を推奨し得ないプランだったんですよね。

つまり、個人的な経験からの話をするのであれば、“キュンパス”とは相性が悪い旅のように思えました。

一番の理由は「無駄に(?)疲れるから」

強いていうなら、2番目の理由として「(このタイプの旅行では)旅情を味わうほどのゆとりがない」ことも挙げられるかもしれませんが、例えば新幹線はフルで立ち席乗車その上で駅に着くごとにあちこち歩き回る”旅”となると、思った以上に忙しなさが前面に出てきます。

その上で、乗車分、停車数分の疲れも確実に蓄積されるので、ともすると途中からは旅どころか”作業ゲー”の様相を呈すことになってしまうかもしれません。

この点の”見込み違い”(?)については、ひとえに“キュンパス人気”を甘く見たことの代償だったと言えるかもしれませんが、往路の時点でなんとなく察せられた部分(※)を、復路のスタートにして改めて思い知らされた格好ですね。

ただ”きゅんパス”で東京に行きたいだけだということであれば席の確保は可能だったのですが、縦横無尽に”フリーきっぷ”を使いこなそうと思ったら、前もって席を確保しておくことが必須だったようです。

思うにキュンパス自体、どちらかというと”刻み”よりはその逆、長距離一足飛びの繰り返し乗車に適したチケットであるように感じました。もちろんその場合においても、すべての乗車に関して、前もっての指定席確保が前提となります(一日用では、2乗車まで無料で指定席が確保可能です)が、ともあれ。

当初の予定からはぼちぼち姿形を変えることとなった今回の旅も、なんだかんだで無事といえば無事、帰路に就くこととなりました。

参考

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