【冬の終わりの札幌へ その2】大洗マリンタワーとガルパン喫茶”PANZER VOR”

東北/北海道
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フェリー乗船前のひととき

大洗マリンタワーとフェリーターミナル

大洗駅からフェリーターミナルへの移動

水戸駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗車し、フェリーターミナルの最寄駅である大洗駅へ(参考:”ガルパン”の街、大洗へ)。

大洗駅からフェリーターミナルまでは一応徒歩圏内だと言える距離にはあるのですが、初訪問かつ荷物が多めの状態だと、歩くには少々長い距離を感じさせられます。

公共交通機関としてはバスが用意されていますが、バスのダイヤはフェリーの発着に合わせて組まれているので、何の変哲もない時間についてしまうと合わせるのが難しくなるかもしれません。

要は、大洗駅とフェリーターミナルの間にはやや難しい距離があるのだと言うことで、結論としてはタクシーが全方位向けのおすすめ、一番無難な移動手段だと言うことになりそうです。

慣れや手荷物の状況によっては徒歩でも大丈夫時間帯によってはバスがおすすめ初訪問時or荷物多めならタクシーが無難、と言った感じですね。

フェリーターミナルと大洗マリンタワー

ところで、フェリーターミナルのすぐそばにあるという地上60メートルの高さを誇る大洗マリンタワー公式サイト)は、港町・大洗のランドマークとなっています。

マリンタワー自体、大洗の駅前からもフェリー乗り場からも一見してそれとわかる名物であるだけに、スルーするのもなんだか勿体無い、せっかく大洗まで来たんだからと言うことで、一旦タクシーでフェリー乗り場まで出て乗船手続きを済ませた後、フェリー乗り場から徒歩でマリンタワーを目指すことにしました。

大洗マリンタワーへ

ラッピングタクシー乗車

幸運なことに、大洗駅から大洗港まで、つまりフェリーターミナルやマリンタワーがある一帯までは、ガルパンのラッピングタクシーに乗車することが出来ました。

大洗の駅前で客待ちをしている全てのタクシーがラッピングタクシーです、などという状況ではなかっただけに、待ちの状態で「自分が乗るタクシーがラッピングだ!」と言うことがわかった時点で、やはり普通にテンションは上がりました 笑。

道中では運転手さんとの会話も弾みつつ、あっという間にフェリーターミナル着。

一旦コインロッカーに荷物を置いて、早速マリンタワーへ。

大洗マリンタワー1F

マリンタワーの入り口正面ではあんこうの吊るし切り(大洗観光協会公式サイトあんこう“)が推されていましたが、

中ではやはりというべきか、大洗駅でのお出迎えに続くガルパン推しが始まります。

ガルパン喫茶のプロモーションを兼ねている部分もあるのでしょうが、単なる一過性の推しというよりは、規模的には年季の入ったガルパン尽くしの感もあります。

否が応でも伝わってくるのは、“ガルパンに支えられている街・大洗”ですね。

現在でも関連イベントが定期的に開催され、かつ活況を呈しているようですし、「ガルパン成分」は既に街にとっても外せない要素になっちゃっているのかもしれません。

マリンタワーの傍には、ガルパンとタイアップしたクレカの入会案内も貼られていました。

聖地巡礼にしても年一度の訪問程度ではイベント抑えきれないんじゃないかな、なんて思わされますが、諸々合わせてガルパンのファンにとっては冥利に尽きるところではありそうです。

マリンタワー展望台へ

エレベーターに乗って展望台まで。

エレベーター内の広告も、ほぼガルパン関連です。

逆に”ガルパン抜き”でと考えると、それはそれでアリかもしれませんが、その場合はどこか無機質で飾りっ気の無い空間になってしまっていたのかもしれません。

そんなことも想像させられますね。

エレベーターで上昇している間はやや恐怖感を煽られたりもしますが、

いざ上まで上がってしまうと、高所で360度のガラス張り空間は中々壮観です。

展望台から望む大洗の港には、既にさんふらわあ号が入港しています。

「夕刻乗船前の時間、閉館間際の展望台からのぞむフェリー」にもかなり旅情が刺激されましたが、しかし乗船までにはまだ少々時間があります。

ということで、乗船前最後のお楽しみの時間へ向かいました。

ガルパン喫茶 PANZER VOR

about コンセプトカフェ

しばし地上60メートルからの360度の景観を楽しんだ後、ガルパン喫茶”PANZER VORパンツァー・フォー公式Twitter)まで。

“PANZER”と”VOR”はいずれもドイツ語で「戦車」「前へ」を意味しますが、作品内容に絡めた命名ですね。

ガルパン喫茶は、ガルパンの世界がそこで再現されているという、いわゆるコンセプトカフェです。

コンセプトカフェとは、通常のカフェと比べて何かしら特殊な”コンセプト”を持ったカフェのことで、コンカフェとも呼ばれますが、例えばガルパン喫茶であれば何らかの形でガルパンの世界を再現する、というコンセプトがカフェの持つ個性(=コンセプト)に該当します。

TDL/TDSやUSJなどテーマパーク系のカフェや、猫カフェなどの動物カフェ、サブカル的にメジャーなところではメイド喫茶・執事喫茶等々も広義にはその類のカフェに含まれますが、普通の喫茶店と何が違うのですか? というと、特に出てくるものに著しい違いがあるわけではなく、コーヒー紅茶等のほかオリジナルの軽食類というのがよくある形、ただし料金はやや割高で、店員さんやお店の制服に華があることのほか、コンセプトに沿った店内の飾りつけ販売グッズ関係が充実していること、お店の形態によってはチャージ料が加算されることなどを特徴としています。

“PANZER VOR”店内へ

お店に入ると、早速入り口付近でグッズ寄せ書き風のイラストが目を惹きます。

フェリーの乗船時刻(17:30~)に合わせての大洗来訪で、入店時間は16:30頃。

マリンタワーやガルパン喫茶は17:00までの営業です。

今回は入店即ラストオーダー状態で、気持ち忙しないといえば忙しない感じではあったのですが、閉店間際とはいえコンカフェの店内にお客さんが自分ひとりという、かなり贅沢な状況でもありました。

ガルパン喫茶では、作中の登場人物が着ている制服を着た店員さんが出迎えてくれますが、

店内のそこかしこが、

ガルパンの関連グッズで満たされています。

「みんなで応援しよう!」の垂れ幕は、街中でも見かけるものですね。

この時はちょっとお腹が空いていたので、ボリューミーな一品を注文しました。

セットの紅茶が先に到着。ティーカップの上に乗っているコースターはもらえるようです。

ちなみにこのハンバーガー。やや食べ辛かったものの、見た目通りにボリュームがあって、美味しい一品でした。

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