【”たびキュンパス”で三内丸山へ/13】三内丸山遺跡発、新青森駅まで

東北/北海道
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“縄文”から”現代”へ

ガイドツアー後の遺跡見学

ボランティアガイドさんの案内の下で遺跡を見学した後は、一旦”縄文時遊館”内に戻って施設見学、ワークショップ、お昼ご飯等々の時間としたのですが、新青森駅を目指して帰路に着く前、もう一度軽く遺跡を回ってみることにしました。

規模の大きい史跡を訪れる際、”マスト”で欲しい時間ですね。

とはいえ、そもそも今回は到着がお昼頃、なおかつ夕方には青森を発ちたいというプランを組んでいたこともあって、ゆっくりできる時間も限られていました。

閉館自体は17時とそこまで早いわけではないものの、レストランの閉店時間ボランティアガイドの終回スタート共に15時30分と、夕方近くなると割と施設内が寂しく(?)なり始めます。

お昼には盛況だった集合場所も、この時間帯はご覧の通り。

ならば急いで回ろう、ということで、早速、遺跡方面へ。

ガイドさんの案内や、ミュージアム内の展示、さらには”縄文ご飯”の風味、勾玉製作時の塩梅等々。

色々反芻しながらの駆け足の見学タイムは、割とあっという間に過ぎていきました。

参考

帰路の新青森駅へ

三内丸山から新青森へ

「施設見学」だけを念頭に置くのであれば時間的にはかなり余裕があったのですが、「概ね16時前後には新青森着」を一つの目安として、三内丸山遺跡を後にしました。

ここで蘇ってくるのは、往路の記憶です。

自由席はほぼ満席指定席でも席が確保できるかどうかわからない、そういうのが“きゅんパス”利用の現実だということを、当日の朝にしてまざまざと見せつけられたわけでして。

東京駅から乗った後、新青森駅まではゆっくり座って読書でも・・・などと思っていたら、やっとの思いで指定席ゲット、なおかつ大半を立ち席にて過ごすことになったという旅程、軽くトラウマ化しましたからね 笑。

「あの失敗を繰り返すまじ」と思えば、プランは自ずと前倒しにならざるを得ません。

というのも、往路の終着駅となった青森駅では新幹線の混雑状況を確認してもらえるのみで、指定席券の購入は不可だったんですよね。こうなると、ほぼ時間ぴったりで接続してくれた奥羽本線が微妙に恨めしくも思えてくるのですが 笑、青森駅は新幹線の発着駅ではないためです。

奥羽本線への接続時間ぴったりに新青森駅に到着する→乗り換えスイッチが入る→無事乗り換えが済んで一安心→ん?なんか忘れてる気がするな。なんだったっけ?→帰りの新幹線の指定席確保は?!

その後ほどなく青森駅に到着し、「後の祭り」気分に満たされると 笑。

結局、往路の青森駅到着時には夕方以降の時間帯の混雑状況を確認してもらうのみになったのですが、親切な駅員さん曰く「この感じだったら、夕方早めに到着すれば多分(指定席券の購入)間に合いますよ!」とのことだったので、指定席確保のための、早め早めの移動を心がけることにしました。

ということで、概ね16時頃新青森駅着。おかげさまで無事帰路の指定席をゲットすることができました。

ちなみに新青森駅の開業は1986(昭和61)年

国鉄・JRの新○○駅(新横浜、新大阪、新神戸等々)の御多分に洩れず(?)、新幹線の開通を前提として新設されました。

在来線である奥羽本線も利用出来ますが、第一には新幹線駅としてってことですね。

駅舎自体が”地域独特・特有”な風情を持つというよりは、まずは新幹線駅として平準化されている、そこに後から地域色が載せられた部分があることからか、どこか空港のような雰囲気を醸す駅でもありましたが、地理的にはここが三内丸山遺跡の最寄り駅です。

概ね、車で5〜10分程度の距離ですね(青森駅からだと、もう少々距離があります)。

参考

駅構内さんぽと軽食の時間

季節までには若干開きがあったのですが、駅構内には青森名物の一つ、ねぶた(”ねぷた”あるいは”ねふた”ともいうようですが、お祭りで使う灯籠のことですね)が展示されていました。

三内丸山等世界遺産となった遺跡つながりということか、土偶のねぶたもありました。

やはりお祭りの中心を担うだけのことはあって、そこにあるだけで華がある、見ているだけでも楽しいんですよね。

他にも、青函トンネルについての案内や、

東日本大震災時の様子が残された、啓発コーナーなど。

いかにも新幹線駅、という駅舎の中は“青森”一流の個性で満たされていたので、少々のゆとりができてしまった駅での時間、退屈することなく過ごすことができました。

お土産を眺めて歩くだけでも楽しかったという時間の後、同じく駅構内にあった定食屋さんにて、

馬肉のご飯(馬か丼)をいただきました。その名の通り、とても美味しかったです。

参考

新青森駅発

「過ぎてしまえばあっという間の時間だった」ということになりそうですが、「色んな意味で」乗車までも長かったという、帰路のはやぶさの時間は刻一刻と近づいていました。

ホームに降り立ち、

入線してくる新幹線。

想定外だった往路とは異なり、座席をゲットした上での新青森発となりました。

参考

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