新潟県・長野県の県境へ
信越大橋
信越大橋とスノーポール
次の目的地を目指して一路長野方面をへと車をひた走らせた道中で、信越大橋(土木学会関東支部新潟会公式サイト “信越大橋“)という巨大な橋を通過しました。
信越大橋は、新潟県・長野県の山間部という日本有数の豪雪地帯にあって、度々発生する豪雪による交通障害解消を目的として、平成9年(1997年)に開通した(前掲サイトより)という、比較的新しい橋です。
その全長、なんと902メートル!
パーキング周りに立てられた紅白のスノーポールにも、雪国らしい”ならでは”感を感じますね。
2~3メートル級(あるいはそれ以上)の積雪の中でも道幅や道の通された方向等々が分かるように、という目的が与えられているのですが、雪国民以外の、特に雪の季節以外の初見旅行者にとっては割と謎の多いポールではないでしょうか。
個人的にも、その意義やら役割を理解したのは、初めて見てからしばらく経った後のことでした。
妙高の山々
信越大橋の向こうにそびえているのは、つい昨日まで身近に見ていた妙高の山々です。
妙高側=新潟県側からだと橋を渡りきってすぐのところ、長野県側からだと橋を渡る手前からの風景ですが、
この位置から望めるそれぞれの山について、簡単な説明が付されています。
※この付近に置かれた旧北国街道の関川の関・関川宿の様子については、別記事にまとめました。
野尻湖
信越大橋とナウマンゾウ
信越大橋の親柱にはナウマン象のレリーフが埋め込まれ、
角をイメージした形に造られています。
信越大橋の途中からは、住所自体が長野県上水内郡信濃町“野尻”となっているようですが、信越大橋から割と近い距離には、ナウマン象の化石が発掘された野尻湖(信州しなの町観光協会公式サイト “野尻湖“)があります。
車でおよそ10分程度という距離です。
野尻湖へ
多少雲が多めの、朝の野尻湖畔です。時間の都合上、湖畔から湖を少し眺めるだけの訪問となってしまったのが残念なところだったのですが、
湖畔では紅葉も盛期を迎えていました。
湖のほとりにはナウマンゾウ博物館(野尻湖ナウマンゾウ博物館公式サイト)の他、旧北国街道・野尻宿跡も残されているようです。