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【箱根七福神めぐりの旅 その4】箱根の薄暮と箱根レイクホテル泊
箱根レイクホテル泊・箱根の夜
小涌谷から箱根湯本まで箱根登山電車で、その後は箱根登山バスを利用する形でこの日の宿である箱根レイクホテル(公式サイト)まで戻り、荷物を置いて温泉へ向かうことにしました。
レイクホテルにチェックイン
チェックイン後、まずは室内へ。
片隅でインテリアと化している洗面台は、レイクホテルの敷地内で湧いた湧き水を使うことが出来るもので、水道水は飲用に浄化されています。
壁面は、一見「ただのおしゃれな壁」に見えますが、実はこの壁、間接照明なんですね。夜、消灯前にここの電気だけを付けておくといい感じに眠気を誘われるという、部屋の二か所から操作できる照明です。
ざっくりチェックした感じ、部屋の節々に居心地が良くなる仕掛けが施されているのがわかりました。
箱根の夕暮れ
客室の窓の外には箱根の山々が望めるのですが、左側中央部、車であればほぼ目と鼻の先と言った距離のところには、かすかに芦ノ湖が見えています。
既に夕刻で、日は山々の向こう側に落ちてしまっています。
日本海側のエリアであれば、そろそろ水平線の向こうに陽が沈む瞬間を見られる時間帯ですが、いつもの箱根詣でなら帰路の東名高速に乗っているか、あるいは西湘バイパスから国道134号線を目指している頃です。
ややゆっくりめのプランだったとしても、東名高速に向かう国道138号線沿いにある御殿場の日帰り温泉・富士八景の湯(公式サイト)に向かっている、あるいは立ち寄っている頃でしょうか。
一日楽しんだ後、”いつもの場所”への移動時間を丸々旅先に抱えてもらっている感を味わえるのも、”泊まり旅”ならでは。箱根泊のプランを改めて実感しながらの時間となったのですが、その思いは日の傾きと共に強くなり、やがて日没と共に薄れていきました。
綺麗な箱根の夕焼け、さらには薄暮の空に目立ち始めたお月様は、間に網戸が入ってしまったので写真ではぼやけてしまっていますが、室内からでも楽しめます。
朝食と、朝の箱根
明けて翌朝。
朝食は通常ならバイキングだったようですが、やはり新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を取っている最中だということで、基本は定食、スープやパンなど一部がバイキングという形式でした。
食後の時間は前庭にて。やはり箱根の朝は空気がとてもおいしかったですが、
この日は大涌谷詣でを予定に入れていただけに、雲の多さがやや気になりました。ずっとこれだと大涌谷から富士山が見えるかどうか、難しいところですからね。
芦ノ湖方面も、曇り空の下で前日夕方の寂し気な表情とは違った顔を見せていますが、やはり箱根の朝から始まる一日、曇り空の下でも気分は爽快です。