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【00年代の函館 その2】旧函館区公会堂(基坂先、元町公園隣)

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【00年代の函館 その2】旧函館区公会堂(基坂先、元町公園隣)

旧函館区公会堂

about 旧函館区公会堂

明治40年(1907)8月、当時の函館区で発生した大火によって区民の集会場が失われた後、当時の函館の豪商・相馬哲平氏の助力などもあって完成したのが、大火後の函館区民の集会場兼商工会議所の事務所である、旧函館区公会堂(公式サイト)です。

基坂の先、元町公園の奥に位置していて、背後には函館山があります。

大正年間に入って商工会議所の事務所が移転すると、公会堂は会議の他、祝い事や展覧会、演奏会の会場として市民に広く利用されるようになったほか、明治・大正・昭和の三世代に渡り、時の皇太子殿下や天皇陛下の北海道行啓時の拠点ともなったようです(参考:重要文化財 旧函館区公会堂公会堂の歴史“)。

開港地の公会堂と公園

基坂の途中からもその姿がはっきりと見えますが、

「西洋スタイルを日本の技術で表現した」(”公会堂の歴史“より)という、

西洋館風の堂々とした、おしゃれな外観が目を引きます。

公会堂の二階・大広間から感じる”西洋感”は圧巻です。

バルコニー風の外部と繋がっているという作りもおしゃれですが、

「ただ単に建物の作りがオシャレ」なだけではなく、眼下には函館港を眺めることが出来て、

すぐ真下には、元町公園を見下ろすことも出来ます。

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